ダゲレオタイプの女のTMCのネタバレレビュー・内容・結末

堂々たる現代ゴシックホラーラブロマンスでフランス映画としてまったく違和感はない。ただ、監督が日本人でなければ日本公開はされてないだろうなとも。
開始２分で黒沢清の映画になって、主人公の歩く街が工事現場だらけの日比谷界隈に見えたところまでは期待値MAX。その後は随所にマーキングはあるものの黒沢清の映画感が薄れていった。それをどう受け取るかということだけど。池から潜水士が出てくる所とか画面奥の明滅とか場面場面は大好物なんだけど。
どうでもいいけど主人公が途中からジョン・バーンサルに見えてきて困った。