パンクバンドがネオナチの内ゲバに巻き込まれて大変な目にあうお話。
設定も展開も大好きなタイプでした。
とくにインタビューのシーンで「無人島に連れて行きたいバンドは?」と聞かれてメンバーがそれぞれ答えるのがおそらく玄人好みのバンド名(ひとつも知らなかった)なのが、終盤に差し掛かって絶体絶命というタイミングで、パンクではない超ポピュラーなミュージシャン鞍替えするところがキュート。
アントン・イェルチンが急死した昨夏はさんざん泣いたので、もうそれなりに落ち着いて観られるかと思ったのに、やっぱりなんでもないセリフで涙目に。
いい役者さんでした。歳をとって父親役など演じる姿を見たかったです。
諦めきれない(と、思っている映画作家は多いだろうな…)。