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嘘をつく男のkentaのレビュー・感想・評価

嘘をつく男(1968年製作の映画)
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フランス映画を観よう、第五弾。

音楽が秀逸。
モンタージュのリズム感がとても好き。良い。視点も目まぐるしく変わり、時間軸は切り刻まれ、再びつなぎあわせられる。
現実が切られ、嘘によって作られた世界が入り込む。それを繰り返すうちに、しまいには区別がつかなくなる。

三人の女のところに紛れこむ男。三美神がモチーフ?

嘘は面白い。言葉にしなければ嘘ではない。男は、言葉で虚構の世界をつくりだしている。一種の芸術家、しかし狂人。
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