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白鷺のこのネタバレレビュー・内容・結末

白鷺(1958年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

佐野周二許せない...........
どこまでも焦がれる女である山本富士子に健気な絵描きの川崎敬三がまた良し、その頼りなさ故により心揺さぶられる、、白鷺の絵がもっとも美しかったよ
やはりあそこで御前ではなく自死を選ぶのがお篠にとっての愛であり決意であり女としての生き様というものか..
野添ひとみの純真さも忘れられない、

とことん空間を見せる
いわゆる純文学もののというと読むのは好きだが映像化に苦手意識があり、しかしそれを払拭してくれるほどの映像でこその美しさと艶かしさとやるせなさを帯び、時を超えてもなお説得力がある衣笠貞之助、、オムニバスの『嘘』ではあまりにも重厚だった印象だが、こうした流れからきているんだろうな
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