アイアンマン

ショコラ 君がいて、僕がいるのアイアンマンのレビュー・感想・評価

5.0
ひとりよりもふたりが良い
倒れれば ひとりがその友を
助け起こす
📖旧約聖書コヘレトの言葉
📖第4章9,10説より

 12月25日
【今日はチャップリンの命日です😔】
【チャップリンレビュー80作品目🎩】



「君はかつては人気があった」
「今の客が求めるものと違う」

まるで「ライ厶ライト」のカルヴェロのように、かつては人気道化師だったフティットに対して、サーカスの座長から見放されられるシーンから始まる🎬
この道化師役フティットこそ敬愛するチャップリンの孫なんです😊チャップリンの最後の妻ウーナ・オニールとの間に生まれた三女ビクトリア・チャップリンの息子のジェームス・ティエレ🎩髪型&髪質や目元から横顔までチャップリンそっくりです😲身体能力も素晴らしい🎩👏
彼の母親ビクトリア・チャップリンもサーカス一座の経営者であり、4歳からサーカスに出演しているという息子ジェームス・ティエレは今作の道化師役を演じるにあたり「サーカスの雰囲気をリアルに演じたい」と語っていたと言う。一番チャップリンじいちゃんに似てるなぁと思ったシーン🎬はカナンガ(後にショコラと改名)が、初めてフティットと出会い、カナンガが脅かした時に、後ろによろめいたリアクションがチャップリンそっくりでした!😂そこでやはり気になるのは孫のジェームス・ティエレからみた《チャップリンおじいちゃん》の事ですよね😉

チャップリンについてのインタビューを
ちょっと抜粋して書いておこう _φ(・_・

「彼は最も偉大な映画人…とにかく彼はものすごく仕事をしたようで、いつもいつも仕事をしていたと聞いている」「僕は自分のキャリアや人生は己の力で築いていくものだと考えている。そういう意味では、祖父から影響を受けたことは非常に少ない。芸能の伝統の中でとても大きな存在だとは感じているけど、そこに対して改めて関心を持つことはないんだ」「笑いにレシピなんてないと思う」「尻を蹴り飛ばすだけで笑いが起きていた当時と違い、今あの映像を見て笑う人はほとんどいないはずだ」

祖父に敬意を払いつつも、その時代の笑いを追求する彼はなんと素晴らしいんでしょう!流石、おじいちゃんの血を受け継ぐ方ですね☺️

一方、フランス初の黒人道化師ショコラを演じたオマール・シーもユーモアの才能としてはジェームス・ティエレに全くひけをとってません😊♪「最強のふたり」で魅了されたあの微笑みは健在でした!演技も上手いですね👏

人種差別をサブリミナル効果のように、比喩表現しながらジワリジワリと観客に迫り、訴えかける手法は嫌いではないです。
 

白人のフティット と 黒人のショコラ

勿論、主役はショコラの半生だけど....
2人はコインのように表裏一体

( *´・ω)/(;д; )

チャップリンの映画では権力者に対し、尻を蹴り飛ばすシーンが多様されてたけど、この作品ではそれが人種差別の大きな境界線。なんとも皮肉な話しですねぇ(u_u)

ショコラは悩む。
『自分は芸人である前に黒人なんだ』と。。


ラストシーンでは、壁に掛けられた写真を観て涙があふれ(-ω-。)2人の再開に大泣きして、エンドロールのモノクロフィルムにはジーンときちゃいました 🎞 🎥

。゚(゚´Д`゚)゚。



今宵は、チャップリンと共に乾杯🥂

Merry Christmas 🎅🎄🎁☃❄

♡ℒฺℴฺνℯฺ♡ Chaplin forever 🎩



皆さん、
今年1年ありがとうございました🙇⤵
次回は、新年初レビュー予定の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でお会いしましょう👋
アイアンマン

アイアンマン