短編映画。
ワンカットで、ほとんどが女の人のアップ。
画面ではなく、周りの音で何が起こっているのかの状況説明をしている。
解説を聞くと、なるほど! の連続だった。
短編だし、youtubeに載っているので、何回も見ることができる。というか、何回か見ないと 内容を理解することはできない。
最後のドアを閉める瞬間に、目の前に映っている現実からシャットアウトするかのように外の音がなくなる演出は、震えた。
これに気付いたのは 3回目に見た時。
1回目に見たときは、何の話かも分からなかった。
2回目で どんなシチュエーションなのかは分かった。
正直、面白い作品ではない。
心に訴えてくる何かを感じれるか感じれないかで、この映画の素晴らしさが変わるだろう。
僕は 映像の工夫の凄さしか分からなかった。内容の意味は 未だによく分からない。
サウルの息子も 同じような作りをされていると聞いたので、映像の勉強として見てみたいと思う。