宮藤

バイオハザード ヴェンデッタの宮藤のレビュー・感想・評価

5.0
一発も当たらない銃弾!強化ガラスをぶち破る拳!主人公勢が共に病んでる!レオン推し!クリス推し!レベッカたんの花嫁コスはきっとウェスカーの推し!!!!!!

Not a heroという言葉が幾度となく繰り返されてきた悲劇と惨劇のなかでどれほど重いものとなっていったのか、懐かしい顔を見た途端わたしまで胸にグッときたのです
警察も病院も本来は必要なければいいもので、同様にBSAAもエージェントも不必要であってほしいのに…
彼らにとって旧友と会うことが幸せの証となる日は来るのだろうか…とか思っちゃったわけです

守りたい人を守れず自分の存在意義すら危うくなってまで、なぜ戦わなければいけないのか
振り向きゾンビやヘリから見た景色などバイオハザード本編と重なる部分が多々あって、クリスやレオンたちと同じく私自身も「繰り返している」と感じた
何度もゲームクリアをしてもそれは誰の役にも立たないけど、そこで生まれた自分自身のポジティブな感情が、ゲーム内(映画内)の彼らのポジティブな感情が、やがて点と線で繋がって小さな幸せになるんじゃないかなぁ
だから何度も戦うし何度もクリアを目指すんだと思う

バイオが好きで良かった…と思える映画だった
宮藤

宮藤