トランスマスター

エクストラクションのトランスマスターのレビュー・感想・評価

エクストラクション(2015年製作の映画)
3.0
カナダ制作のスパイアクション映画
凄腕ブルース・ウィリス演じるCIA工作員を父に持つ主人公は、子供の頃に目の前で母親をテロリストに殺害され父の後を追いCIAに入省する。現場工作員への転属願いを却下され続け、分析官となっているが常に現場への夢を実現するためハードなトレーニングに励む。月日が流れ極秘ハッキング装置が盗まれ父親も拉致された為上司に無断でジーナ・カラーノ演じる元カノのCIA工作員と救出に向かうお話。

◆良い点/注目ポイント
・銃撃が少なくシラットによる徒手格闘がメインなので、スパイアクションとしては楽します。
・総合格闘家ジーナ・カラーノは『デッドプール』や『ワイスピ』と違って悪役ではありません。
・脚本も後半にひねりがありまあまあな感じ。
・赤いマスタングのコンバーチブルが素敵です。

◆改善点
・ブルース・ウィリスのアクションの切れが衰えてしまっています。リーアム・ニーソンの方がタクティカルアクションは、よかったかもしれません。
・スパイアクションなのにカーアクションが地味です。

◆総括
・最近アクション映画にジーナ・カラーノの起用が多いハリウッドの傾向がみられますが、スパイ映画の動きはアンジーの方が魅せ方がうまいです。リュック・ベッソン監督作品を多く見ている方には物足りないかもしれません。