トランスマスター

アメリカン・ミーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

アメリカン・ミー(1992年製作の映画)
3.5
♯94 チカーノギャングの獄中生活

舞台は1943年
主人公サンタナの両親は、ズートスーツ族というヒスパニック系の愚連隊に所属して白人の軍人と対立していた。ある日水兵に父親はリンチを受け、母はレイプされてしまう。
時は流れ1959年カリフォルニア州イースト LAでサンタナは相棒の白人J.D.らと組を立ち上げギャングスタになる。
彼らは事件を起こしそのまま少年院を経て、サクラメントに有る州立フォルサム刑務所に収監される。そこは黒人、白人、ヒスパニックの三大派閥がしのぎを削る弱肉強食の世界だった。サンタナは自分をレイプしてきた囚人を殺害し、ヒスパニック派閥の実権を握りのし上がっていくのだった…。

◆良い点/注目ポイント
・チカーノギャングを演じる演者が本物のチカーノギャングなので、ナイフで人を刺すときのスピードがヤバい。
・ズートスーツを着ていたのは、黒人だけだと思っていましたが、ヒスパニックも着ていたという事実を知りました。

◆改善点
・ラストのダイビングシーンは、何故かコメディ調になってしまい残念。

◆総括
・言語はスペイン語では無く英語なので、視聴しやすいです。
チカーノギャングのファッションは、年月が経ってもダサくならない魅力が有ります。

ギャングスタ映画が好きな方、ローライダー系のカスタムカーオーナーにオススメです。

-2024年94本目-