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オペラ座の怪人のすずすのレビュー・感想・評価

オペラ座の怪人(1925年製作の映画)
4.0
モノクロ、音無しで怖がらせる為の工夫として、影の使い方は当然だが、彫像などの大道具が効果的で、手の芝居にも工夫が凝らされている。

これ以前の恐怖映画は、ドイツ製の『吸血鬼ノスフェラト』で、本作と後、フランケンシュタインが続き、30年代になり特撮が生まれ、透明人間が出現する。

「ロン・チェイニー演ずる怪人は、お笑い芸人のほんこん(蔵野孝洋)クリソツ」なんて云ってはいけない!
云ったら最期、怪人に呪われそうだ。

キネマ旬報公開年度、娯楽映画部門第6位。
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