こばまさ

鬼はさまようのこばまさのレビュー・感想・評価

鬼はさまよう(2015年製作の映画)
3.3
懲りずにまた“韓国初登場第1位‼︎”でございます。
いや、これは最近予告編を観て、ピンと来たのでいざレンタル。


ソウル東南部で、子どもや女性の連続失踪事件が起きていた。
刑事のテス(キム・サンギョン)は、ある当て逃げ事件を追っていると、偶然にもその連続失踪事件の容疑者を見つける。
しかしその直前に拉致され、行方不明になっていたのは、テスの妹だった…


キム・サンギョン出演作は、これで観るの6作目なんだど、6作中4作が刑事役…
もう、韓国の刑事と言えばキム・サンギョンで決まり。

そして、このキム・サンギョンの妹の夫役がキム・ソンギュン。
キム・サンギョンとキム・ソンギュン。
発音がほぼ一緒じゃねーか。
日本で言えば、坂井真紀と酒井美紀。
いや、水野美紀と水野真紀か。
そんなどうでもいい事を思い出した。

そしてそして、この作品の1番の見どころが、この犯人役のパク・ソンウン。
いやー、このサイコ具合が非常にいい!
捕まっても黙秘を続け、不敵な笑みを浮かべるあの表情は最高だったよ。


妹を殺された怒り。
妻を殺された恨み。
そしてこのイカれた殺人鬼。

展開が早いので、最初はどうなる事かと思ったが、後半の展開はなかなか良かった。
特にシャワー室でのバトルは、久々に手に汗握ったよ!
このシーンは本当に一見の価値あり。

ありきたりな表現だが、最後の最後まで誰がどんな決断をするのか分からない。
その揺れ動く心情を噛み締めながら、衝撃のラストを迎えて下さい。


何気にキム・サンギョン出演作品に、ハズレなし。
こばまさ

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