裕次郎

スイス・アーミー・マンの裕次郎のレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.0
ダニエル・ラドクリフが喋る死体役。
屁をこいたり勃起したり。

ハリー・ポッターの少年がこんな風になるのかと感慨深く鑑賞。

ハリポタ興味ないだけに必然的にラドクリフに興味なかったが、ちょっと興味湧いてきた。身長165cmなのか。アル中経歴とか、なんか色々拗らせてそうだなー。

ラドクリフをこんな風にとるのはエブエブの監督。エブエブの異様な感覚の萌芽がすでにここにある。

しかし独創的で面白いシーンも多いんだけど、なんかエブエブと同じで飽きてくるな。

役者の演技が下手で退屈(ラドクリフじゃない方がきつい)なのもあるが、奇想天外な脚本をなぞるのに精一杯で、どこか血肉の通ってない空々しさが漂うというか。エブエブもそうだが人物間のインタラクションが濃いようで薄い。

つい早送りしちゃうのもその辺にありそうだ。
裕次郎

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