kiroku

スイス・アーミー・マンのkirokuのネタバレレビュー・内容・結末

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

A24というとこの映画が浮かびます

メニー、十徳ナイフみたいだなぁ…タイトル浮かんでにっこり(罠にかかった気分)

ぶっ飛んでるけど丁寧に作られているし、どことなくMVを見ているような楽しい気持ちになりました

上陸してからは自分を見つめ直すパート
バスの車窓クオリティがすごい
戻れない日常に思いを馳せ、投げ込まれたゴミでキラキラな世界を作るディズニー感
話が進むにつれメニーはフランケンシュタインくらいまで成長する

無垢なメニーと会話をするうちにハンクはコミュニケーションべたな部分や固定観念に囚われていた自分を見つめ直す

遭難中は死体が妄想の中で喋ってるのではないかと思わせたり、救助後のカメラワークで実はハンクが幽霊でメニーが実体のようにみえる見せ方がよかった。メニーは救助されると動かぬ屍に戻ってしまうけどラストシーンでは大勢の前で勢いよく放屁し海に旅立つ
笑みを浮かべるメニーはハンクにとってスーパーマンだったのかも
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