Chock

スイス・アーミー・マンのChockのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.2
オナラジョークとか普段なら嫌いだけど(アダムサンドラー映画とかの下品なやつとか)これはオナラをメタファーとして違う意味を持たせているのが明らかだったので、不快にならず見ていた。

色々思うことがあって、物語の中で実際にあの死体は存在するのか、またはポールダノだけに見えてるものなのか。そもそもなぜダニエルラドクリフは死んでいるのか。ポールダノとダニエルラドクリフはファイトクラブ的なアレなのか。などを考え出すと止まらない。

一回見るだけでも相当面白いけれど!また見たい前もってこれらの疑問を持ちながら違う目線で映画を見てみたい、と思うような作品だった。


自分としては、鬱や自殺、境界線人格障害、統合失調症、自己同一性障害などかなりセンシティブなトピックを面白いアイデアとオリジナリティで描いている作品だと思えた。
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