五十

パワーレンジャーの五十のレビュー・感想・評価

パワーレンジャー(2017年製作の映画)
4.3
待ちに待った!!
海外製戦隊ヒーローの劇場作品。

ヒーローものというよりは思春期真っ盛りのティーンたちが織りなす青春映画ですね。
意外やそのドラマ部分が面白くて、このまま変身しなくてもアリだなーなんて思いながら観てました。笑

スーパー戦隊が仮面ライダーと決定的に違うのは、その結束力です。
その「結束」をティーンたちの「友情」や「グルーブ感」に置き換えて描いていたことには、なるほどと納得してしまいました。

変身の鍵が「お互いがお互いを思いやること」っていうのも、戦隊ヒーローをよく研究して生み出した超真っ当な妙案だと思います。

他にも、「5人の“色”の違う戦士」という戦隊ヒーローのお約束に様々な解釈を入れていて、分かってらっしゃる方たちが真面目に作ったことがうかがい知れます。
ほんとに好きなんだろうなぁ〜。


しかし、やはり海外の作品。
“タメ”や“名乗り”、“キメ台詞”はまだクリアされる段階ではないと感じます。
やっぱり名乗りって歌舞伎からくる日本独自のスピリッツみたいなところがあるので、あまり理解されないのでしょうね。
名乗りだけならまだしも、必殺技も無かったのでそこは寂しいというのが正直なところでしょうか。

とは言え、もちろんそんなこと作り手達は分かっているだろうし、観客の受けを考慮してのバランスだと思うので、仕方ないと言えば仕方ないんですよね。
日本特撮ヒーローのスピリッツが世界に届く日まで我慢、我慢!


総評して、非常によくやってくれていたと思います。
僕は結構好きです。