さとうい

パターソンのさとういのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
3.8
ウィリアム・C・ウィリアムズ


ジム・ジャームッシュ初鑑賞。
主人公パターソンの朝は、妻のローラにキスをして始まる。シリアルを食べ、STANLEYのランチボックスを持ってバスの車庫へと向かう。お昼は滝の見えるベンチで詩を考え、夜には犬の散歩をし、バーでビールを飲む。

そんな一見代わり映えのない彼の毎日を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いと共に描く、心が温まる7日間。


日本の詩人として永瀬正敏が出てたり、主演がアダムドライバーだったりで注目されてた作品。

特に多い先な起伏がある物語でもないのに、なんだか見ていられるというか、明日は何があるんだろうと気になるお話だった。
詩を書いたり、口にするのは痛い人って偏見が自分にあったけど笑、これをみてそんなに悪くないなと詩に興味が湧いた。

でも何処かで大きな事件が起きる事を期待してしまう自分もいてもっとジャームッシュ作品を見ていこうと思いました。