パターソンのTomのネタバレレビュー・内容・結末

パターソンに住みバスの運転手を営む主人公・パターソンの日々の物語。
どこか世間ずれした妻ローラとのやり取りや毎晩の日課であるバー通いが描かれる。
詩人でもあるパターソンは自作の詩を秘密のノートに書き溜めており、それを巡って小さな事件が起きる。
映像は綺麗だし空気感も好きだが、物語に起伏が少ない。
パターソンが作中で読む詩のような、不思議な雰囲気の作品と言ってしまえばその通りなのだが、
なんだかぼんやりしてよく分からなかった。
あと終盤に出てくる日本人の俳優さんは何が目的だったんだろう。台詞に茶番感があって少し寒かった。