参鶏湯と三層肉

パターソンの参鶏湯と三層肉のネタバレレビュー・内容・結末

パターソン(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

「妻と犬が合わなかった」

〜〜〜

すごく良い映画だし、なんなら生涯ベスト級にもなりそうな感じだったのが、、なんか、妻と犬のキャラクターに終始イライライライライライラ…してしまって全然映画に集中できなかった。無念。

あの妻との生活、「何気ない日常に幸せが…」みたいな感じの一部として描かれていたけど、まじでアダムドライバーどうしたんだよ、、しっかりしよろ、、なんか、、となった。いや、第三者から見ても割と相性良さそうな感じはするが、私は大っ嫌いなタイプの女だった。

犬も出てくる度に「ガルルルルッ」って感じでうるさいし(私は若干犬が嫌いなので、あーゆー唸り声にイライラする)、ポストの件が判明した時には、「今からパニック映画に変わって誰かこの妻と犬を殺してください…」なんて願ってしまった。多分そうなってアダムドライバーが落ち込んでても全く共感できないだろうけど。

さらに最後の日本人が、「旅行」にスーツを着てるのが不快だった。あの日本人が物語の妖精的な役割を担う存在ならいいんだけど、アダムドライバーを救う、1人の人間として登場させたのなら、日本人男性=サラリーマン=スーツみたいな偏見で、旅行中なのに異様なスーツ(しかも革靴)を着させているのではないか、、と変に気になった。

はー、しばらくはモノクロの服とか小物が買えないわ。