鮮魚

パターソンの鮮魚のネタバレレビュー・内容・結末

パターソン(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

美しい夫婦と、その愛おしい生活。

ずっと見ていたくなります。

特別なことはない、素朴な日々。

一緒に眠って、朝、自然と目が覚める。

仕事をして、お昼休みにはお弁当をたべながら詩を書く。

帰ったら妻とその日にあったことを話す。



女神のような妻。

愚痴っぽいけれどなんだか面白いインド人の同僚。

バーの常連と主人。

コインランドリーのラッパー。

小さな詩人との出会い。

毎日ポストが倒れている理由。



素朴な日々のなかで、小さな出来事が起こる。

それに驚いたり、喜んだり、悲しんだり。

詩を書きためた秘密のノートを失ったことは、彼に大きな喪失感を与えた。けれど、彼はまた、新しいノートに一つずつ詩を紡いでいくでしょう。


どこまでも続いていく、彼らの小さくて美しい生活に想いを馳せたくて、何度も観てしまう映画です。
鮮魚

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