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ジェイソン・ボーンのkeisukekuzuyaのレビュー・感想・評価

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
4.3
本シリーズは大ファンで、3作目のアルティメイタムがおよそ9年前ということで超期待大で見た。

個人的にボーンの良さは
・硬派で複雑そうに見えて超シンプルなストーリー
・寡黙な主人公に対してこれまた寡黙なボスキャラ
・あんま可愛く(美人じゃ)ない女性キャスト
・揺れまくる映像
・アクション(BGM無し)
・カーチェイス(超S級)
なんだけど

今作も思わず「これこれー!!」とにやけてしまうような、自分が見たかったものが全部詰め込まれた作品だった。

もはや今のアベンジャーズに「ジェイソン・ボーン」がいてもなんら不思議じゃないくらい、彼は強いし賢いんだけど、よくあるハリウッドアクション映画の主人公のように、何でもクールに決めるぜ!的なことは無い。
常に周りキョロキョロしてるし、追い込まれたら手段は選ばない。
そんな人間臭いところが最高にいい。

ただ!!ストーリーは正直いただけないし、9年ぶりである必要が無い。もっと出来た感はかなりある。

それを差し置いても今作は紛れもなく「ボーン」であったし、今やアラフィフのマット・デイモンがとても頑張っているし、今をときめくアリシア・ヴィキャンデルがあまりにキレイだったので大満足。
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