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闇をはらう呪文
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『闇をはらう呪文』に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0
「闇をはらう呪文」

冒頭、静寂の常闇の湖を360度カメラが回転し撮影する。徐々に人声が聞こえ始める。空は薄青く、合掌、焚火、舞う虫、家族の団欒、食事、ギター、夏草、囀り、湖、釣り。今、唱えるべき呪文を模索する…本作は前作見て傑作だった「湖畔の2年間」に続いてベン・リヴァースの実験映画である。この度、初見したが個人的には非常に好きな映像世界である。ロバート・アイキ・オーブリー・ロウ主演のベン・ラッセルとベン・リヴァースの2人が2013年に監督し、コペンハーゲン国際ドキュメンタリーフェスティバルニュービジョンアワードを含む2つの賞を受賞し、5つのノミネートを受けて批評家から絶賛された一本だ。

日本では確かイメージフォーラムにて期間限定で上映されていたような記憶があるが、無論そちらに足を運んで観ることができなかった為、今回はYouTubeで鑑賞した。この作品も前作の作品同様に大自然の中を中心に描き、鳥の囀りや水の音などを強調させる。だが、前作と違って本作の場合は登場人物が1人以上で、普通に会話も声も発する。




まず、この映画って舞台的にスカンジナビアのドゥームメタルに関するものを主題の1つに選んでるかと思ったらそんな事はないんだね。どうやらブラックメタルで構成されてるようだ。悪魔的なものではなく、ブラックメタルの伝統的な反宗教的なものに加えて、様々なテーマの健康的な投与量が検討する。つまり、この映画の後半のセクションの唯一の面白みは、タイトルフォントと映画自体の終わりとなる。それ以外は映画はブラックメタルの激しさを抑えつつ、ややのんびりとしたウッディで落ち着いたメロウなライフスタイルを描写していく。それも、ラブ&ピースを愛するややヒッピー的な共同体の日常が冒頭から長々と映される。


そんで"ヒッピー"と"ブラックメタル"という用語を1つのカテゴリーに混ぜたような作品になる。本作はラトビアの野外映画祭で上映されたらしい。まぁ、全体的にこれはブラックメタルで一般的なテーマを扱う別の種類のドキュメンタリー(活気のあるヒッピーのものを除く)に感じる。地獄自体のコンセプトとしては、非常にスローで意図的で、時代が変わる。なんからいろいろなものが描かれ過ぎている。

  例えば、友好的で哲学的なコミュニティに住んでいる人々のグループを描き、大自然のシーンでいくつかの豪華な森を描いてたり、このコミュニティに住んでいて、平均的な人よりも森を楽しんでいる男性を描いたりと…。まぁそれがかえって要素の興味深い組み合わせになっていて良いのかも知れない。


これまた、前作の作品と同様に湖を筏で渡る場面を長回しにしているのだが、この土地柄すごく素晴らしいと感じる。また山に生えてるキノコのクローズアップなどの植物とか花などにもカメラを向けている自然主義、神秘主義をまず合わせている感じが良い。それにしたってロングショットで筏の上から釣りをしている主人公の男の描写がだんだん滑稽に思えてくる。

この映画は前半は会話劇になっているが、中盤からは主なキャラクターも変わり、一気に物静かになる。そして湖に反射する夕日(暮色)の美しさは超絶。そしてそのまま銃撃音みたいな音が鳴り響いて、蟻の巣穴、森の空中撮影とカットが積み重なっていく場面も非常に好みである。んで、黒を背景としてロバート・アイキ・オーブリー・ロウのクローズショットも魅力的だ。

とりあえずこの作品は様々な色彩を見せる湖の上をボートで漕ぐシーンや自然の中で自給自足(焚火)をしている場面が綺麗だ。この映画タルコフスキーの「サクリファイス」にまでは及ばないが、家(納屋)が勢いよく大炎上するシーンがあるのだが最高すぎる。俺は何度も言ってきてるが、物が燃え盛る描写が非常に好きなのである。市川崑監督の「炎上」なんて超絶級よ。
yuria

yuriaの感想・評価

3.0
ベン・ラッセル×ベン・リヴァース、夜の湖。
Zealot

Zealotの感想・評価

3.5
⭐︎ ドキュメンタリー/ 音楽