Yoshishun

園子温という生きもののYoshishunのレビュー・感想・評価

園子温という生きもの(2016年製作の映画)
1.0
短評

映画人からは鬼才と呼ばれ続けるも、
今や犯罪者の烙印を押された園子温監督。
このドキュメンタリーは、2015年『ひそひそ星』撮影現場をベースに、園子温とは何者かを紐解く。
そのため過去作への言及は殆ど無い。

例の性加害事件を思うと、劇中の神楽坂惠の涙やどこか冷めた二階堂ふみは見ていられない。そして、突然キャンバスに乱暴し始める監督の姿に戸惑う撮影班には同情しかない。彼の映画は彼そのものなのは確かだが、フィクションの外域ではただのメンヘラポエマーでずっと見ていて辛い。

やっぱり人としてダメだよな。
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