マ

バースデーカードのマのネタバレレビュー・内容・結末

バースデーカード(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

結婚とか出産とか望みも希望もサラサラなかったけど、結婚出産そして家庭の輝きを知った。結婚したいなあってたった一瞬でも、人生ではじめて思った。橋本愛さんがめちゃめちゃに綺麗だった。10代を演じているときはもちろん、ウェディングドレスに包まれたのんちゃん演じる愛さん綺麗過ぎて呑み込まれた、。

ずーっとタラタラと泣けるけど、まさかのもう一通の手紙、ベールの贈り物。からのラスト五分に差し掛かってあのカットはずるい。泣くしかなかった。母親っていいなあ、狡い。

この映画の優勝は圧倒的に正男
幼少期も少年期に入ってちょっと反抗期になるのも青年になっても幼少期の頃と変わらずお姉さん想いな正男くんが大好きだった。11歳の頃ママから届いた手紙を読ませろとうるさかった正男くん最後に手渡したママからの手紙。ゆっくり読んでねって部屋を一番最初に後にする姿に泣いてしまった。正男〜〜〜〜〜!日本一周していい男になったな〜〜〜〜〜!!幸せになれよ!!!

ピンクレディーのくだりも、チョコマフィンのレシピを書いてくれてたのも、12歳のお誕生日プレゼントには口紅のプレゼントが入っていたことも、アタック25も。どれも素敵だった。

病院の屋上で弱ってる姿なんか見せてられるか、と言うシーン。ママに葉書を書けと強請るシーン、ママの人生は思い通りだった?満足してる?と問われた後のママの表情、どんな成長をしてどんな紀子に育っているかわからないよと嘆くママ、苦しくて切なかった。母は強い。でもそんな母も死を前にしてはあまりにも無力だ。



絶対絶対二十歳になるまでに観たほうがいい映画。観れて良かった、。

「あなたは、あなたの物語の主人公になるのよ」

「正男!姉ちゃん結婚するからはよ帰っておいで!!!」

(2019 no.15)
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