このレビューはネタバレを含みます
かなりバイアスかかってるだろうけど最高だった。
まず音楽。劇中で使われる曲はどれもThe Beatlesオフィシャルのものということで、The Beatles好きってだけでこの映画につられた人いるだろうな。
She loves youから始まって、let it beで閉じる(エンドロールはcome togetherアレンジバージョンだったけど)The Beatlesのバンド人生を一応追った曲順にしてくれてて、リバプールの4人の青年とオスロの4人の青年、何となく重ね合わせることができる。こういう映画見るといつもおもうけど、バンドと青春、なんて調和性高いんでしょ...
ストーリーはがっつり青春で、シングストリートみたいな感じ。ポール似と言われればなるほど納得、だし、セシリアがエマ・ワトソン。漫画やアニメだとたいていめちゃくちゃ美人だけどお高くとまってる子、いるよねクラスに。塩と砂糖って簡単に言うとツンデレ?ていう安易な解釈、もっと深いことはわかってる...
4人が夢中になるアルバムがサージャントペッパーなのが良い。思春期の、酒とタバコに手を出し始める彼らの様子と、ラリったサイコデリックなアルバム、60年代の時代が垣間見れる。とても良いチョイス。
思春期の彼らの悩みとか、家庭の中で抱える複雑な思いとか、彼らの青春がビートルズの音楽とうまくリンクさせてだと思う。
ニーナの登場意義は結局最後引き立て役に回るためだったのが微妙。最初いかにも意味深な発言して謎キャラだったのに結局そんな軽い感じかーいっ
とにかく、ビートルズ好きというだけで見る価値はあるし、ビートルズ知らなくても青春を味わえる良い映画。