未知の他の惑星とかってわけじゃなく、今まで普通に人々が暮らしていた場所が「変容」しているというのがよかった。
人っぽい形してるけど人じゃないもの、異常な形をした色鮮やかなお花ってこんな不気味なんだ。
ギリでホラーにはならないけどやっぱり怖い描写がちょいちょい出てきてその辺の展開は面白くてよかった。
ストーリーはなんか…うまいこと丸め込まれたような気がする。納得できるような、いや、うーん？というスッキリしない感じ。
主人公のやたら生々しいシーンがしつこく入るのはうんざり。ナタリー・ポートマンのそのシーン撮りたかっただけじゃないの？と邪推してしまうほどのしつこさ。設定的にも旦那との関係はそこまでは生きなかったし、もっと主人公の自我とか薄くして幻想方面に振り切ってたらもっと好きだった作品。
