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SING/シングのrkのネタバレレビュー・内容・結末

SING/シング(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

当時評判は聞いてたけど今まで観る機会がなく、タイミングがあったので視聴

登場人物を動物で表現する作品は好んで観るんですが、毎回なんで実際の人間がちゃんと連想できるのか不思議で仕方ない。
あーいるいるこういう人、ってなる。

【字幕版】

こういうミュージカル要素があるものは断然字幕版派なんですけど、かなり良かったので吹き替え版が逆にどうしてるんだろうと気になった。ので今度みます。
ムーンの(申し訳ないけど)嫌われそうなキャラに対して、エディーマジで良い人(羊)すぎんか...?
本編では断片的にしか描写されませんが、こういうタイプがなぜムーンのようなタイプと一緒に居るのか、というのは現実にもよくある話なのでなんだか考えさせられます。
他のキャラではロジータ、ミーナがとても好きです。
ロジータさんはもっと自分の能力に気づいた方がいい笑
ミーナはほんとに歌うますぎて聴き惚れます。
でも全員、メインから脇役までキャラクターの味付けがいいです。
メイン組はそれぞれの家族や人間関係に丁寧にフォーカスが当たり、それぞれにドラマがあるんですけどどれも面白かった。
普通の子供向け映画だと思っていたので内容はもっと単純かなと構えていたのですが、もしかすると大人が観るほうが面白いのかも。

舞台裏で次の出番の子を応援するみんなの姿とか、ムーンを励ましたりするところとか、なんかじーんときました。
曲にノってコールする観客の動作が、よくあるコピペじゃなくめちゃくちゃ細かく動いててびっくりしました。ここ拘るのはすごい!

夢に向かってそれぞれ頑張る姿勢を見てると
ライブとか色々、また観に行きたくなりました。
プロもいいけど、小さなお店や、路上やアマチュアでの楽しさがあるのを思い出させてくれる。

スーパーで買い物しながら(流石に内心だけど)とか、家事しながら曲にノったりつい歌っちゃうのわかるわ...というかロジータは特に解像度高すぎる

アニメーションという可愛い皮を被っているけど珍しく現実もしっかり描くのが印象的だった。
ちゃんとハッピーエンドだし、評判通り良い映画だったなと納得です。
好きなシーンはイカたちがポスターを読むために微妙に集まってくるところです。

(別の話になっちゃうけど、スーパーマリオの映画をイルミネーションが制作してるんですが、人間ドラマやキャラクターの部分はしっかりイルミネーションの良い味が出てたんだなとこの映画を見たことによって知ることができた。)


【吹き替え版】

キャストめっちゃ豪華でわろた
歌が上手い人が集結しています
日本語ナイズドされた歌になってたり、原作通りの歌になってたり。
吹き替え版のセリフはめっちゃいいですね。脚本の人がすごい
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