1. モーションキャプチャをゴッホのタッチの油絵にしてアニメーション化した映像作品(これが正しい表現なのかどうかわかりません)。打ちのめされるような体験したことのない鑑賞体験。
2. ゴッホが亡くなったのは1890年なので、当時のフランスはこんな雰囲気だったのか、あるいはそれはゴッホの眼を通した絵画の中だけで生きる世界なのか、などと膨らむ妄想。
3. 謎解き自体にカタルシスは無いと思う。それでも画家の覚悟や矜持を、楽しむことができる作品だった。もちろんアニメーションに関わった人々の覚悟と矜持も強く強く感じられる。
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