ルイスはボストンから大陸横断して車で幼馴染のヴェラを拾う予定になりました。兄フラーを先に拾って2人で無線でトラックの運転手をからかうと、その運転手が仕返しをしてきて、という話です。
フラーとルイスの悪ふざけは悪質ですが、ありえないものではありませんし、むしろラスティネイルが騙されるほうが疑問です。あり得ることから始まったため、気持ち悪いことになってからはドキドキします。
かなり序盤から2人が追われる展開になり驚きました。何もかもが怪しく見えてきます。
ヴェラが加わって中盤で平和になりますが、尺が残っているので気持ち悪い感があります。
その後はどうやってラスティネイルがルイスたちの素性や居場所を知ったのか気になってしまいました。アメリカのハイウェイの無線が分からないが、ハイウェイでかなり移動していても特定できるのか疑問です。
後半は主人公たちがラッキーすぎですね。トウモロコシ畑や最後のモーテルだと現実ではうまくいかないので、映画らしさが出てきてしまいます。最初がありえそうな感じだったので、無理が出てきたのは残念ですが、ハラハラできたので良かったです。
激突よりは追われるきっかけでリアリティがありました。個人的にはブレーキダウンのような気持ち悪さを味わいました。あまり無意味に他人をからかわないでおこうと思えました。