震災で壊滅的な被害を負った女川市の今を追ったドキュメンタリー映画
タイトルの「サンマとカタール」というのは
女川市が元々サンマの漁業が盛んであり
毎年収穫祭みたいなイベントが行われている位の名物らしいですね
カタールというのは、震災で被害を被った施設などを修復するのにカタールから多額の資金提供をして貰った事から来ているそうです
何でカタールなのかって言うと
現在のカタールは天然ガス事業で発展していった国ですが、当初は貧しいが故に天然ガス事業に着手出来なかったそうです
其処で資金提供を率先して行ってくれたのが日本だそうなのでそれの恩返しって事ですね、大体親日国って聞くとトルコのイメージですが
聞けば聞くほど『海難1890』チックですね
内容はちょっとTVで放送しているドキュメンタリーっぽいなとは思いましたが
震災から4年、再び前に進み始めた人々の様子が描かれていて良いですね
特に女川市長のインタビューが印象的
市民と海の(精神的)距離は近いままでいて欲しいという意向から防波堤の建設を回避する方向に取り組んだり
若い(43歳)にしては頑張ってるなぁと感じられ
いや、私よりバリバリ年上なんですけどね……
正直TVじゃなくて映画でやる意義は微妙
前半は良いけど後半退屈、ちょっと描写が生温いとは思いましたがまあ2点台を付ける程酷いとは感じませんでした
それにしても、プロパガンダって……ww
もうちょっと言い方があるでしょうに……
因みに来月位から地元で震災関連のドキュメンタリーが3本公開されるそうで個人的には期待
折角だからこの際、他のドキュメンタリー映画も観てみようと思ったので
片腕ファルコンさんのレビューを参考に少しずつMarkしたいと思います
