カワウソのアイサツ

ジオストームのカワウソのアイサツのレビュー・感想・評価

ジオストーム(2017年製作の映画)
5.0
よくあるB級映画だと思ってたんですよ。
映画が始まってビックリです。
我らがレオニダス王が出ています。
天才肌の工学の天才ですが、世渡り下手なすっとこどっこいなもんで、そつのない弟を上司に持つ始末。
でもね、可愛くて賢い娘が健気でパパっ子だったり、なかなか愛されキャラが立ってます。
んで、弟なんですが、アシュトン・カッチャーだんだんジム・スタージェスに似てきたなと確認したら、かの『クラウド・アトラス』の科学武官のジム・スタージェスでした。
まるで汚部屋のように美しくないレビューですが、病身なのですんません。

映画の魅力は映像だったり音響だったりしますが、その辺りはまあまあというレベルなのに、地球に起こってる事は半端なく大事件です。
アメリカと中国が中心となって異常気象に立ち向かった挙げ句が、えらいこっちゃ。

事の顛末はネタバレになるので避けますが、映画の最大の魅力である登場人物が本当によく描けてます。
憧れそうに素敵過ぎる面々です。

もっと映像や音響にお金をかけてたら、間違いなく名作です。
ギスギスに観客を追い詰めることなく、ゆるーく楽~に観ることが出来る愛すべき映画です。

兄弟愛が印象的だった宇宙兄弟も少し思い出しました。