グリーンツー

ザ・コンサルタントのグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本だと「必殺仕事人」みたいな感じ。とにかく主人公に「人間味」がない。でも、だからこそ「カッコいい」。みんなが憧れる「プロフェッショナル」。

「聖闘士星矢」だとキグナス氷河やカミュ。善悪の立場に関係なく、己の立場で節を曲げずに最後まで戦い抜く。クールに徹する。言葉にすれば簡単だけど、なかなか出来ない。多分、「マグニフィセント・セブン」のキャラクターも同じような感じ。

そして勿論、今のアメリカにおける「悪」を指摘する役割もある。主人公の職業が「公認会計士」な理由。それは粉飾決算や脱税などで不当に稼いでいる企業、またそうでなくても数字を自分の都合に合わせて操作している人間がアメリカで非常に多いから。彼等は「法律」では裁けない。だからこの作品が出来た。

続編があったらまた観たいと思う。