正直申しますと冒頭がピークの出オチ映画でした。特にジョーカーのキャラ造形はパブリックイメージを逆手に取ったコメディキャラにしてましたが、最初の段階で緊張感が０のキャラクターにしてしまったことで、出オチ以外の何物でもないです。また、コメディを作るため登場人物のIQを意図的に下げているので話の展開が予想外の事が全く起こらなかったです。出来の悪いジュブナイルを見てるような...と言いますか、バカのキャラクター主体に物語を語る危険性を感じました(完全なコメディなら別ですが)。あとギャグがあまり笑えませんでした。しかし冒頭のロゴのヤツは最高！
全編レゴを使った映像も前作ほどの衝撃は無いと言うか、僕が前作を観すぎているせいもあるのか、全く目新しさもなければつまらない映像だと感じてしまいました。
バットマンは民衆に必要とされ、またバットマンも誰かを必要としている。孤独を愛する精神倒錯者バットマンに対しカウセリングを施す映画でした。
※個人の感想なのでさーせん....
