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ヒトラーへの285枚の葉書のIchiroSakanoのレビュー・感想・評価

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)
3.7
ずしっと沁みる映画ではある。
第二次大戦下のベルリン。
戦火でひとり息子を失った夫婦の物語。実話だそうだ。

しかし、またしてもこの邦題は良くない。
まったく意味が違ってくる。
彼らは同じ市民に宛ててメッセージを送ってるのに。

日本でも「共謀罪」なる法律ができたばかりというタイミングでの公開だから、余計に感じてしまうところもある。
政府にものを言えない社会って、本末転倒なんだよな。
市民が市民を思ってくれる人を選んで、選ばれた人が市民を思う政治をしないとね。
でないと、ただの支配者だもの。
そんなことを考えた。

ただ一点。全編が何故か英語。
どうしてなんだろ?
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