IchiroSakanoさんの映画レビュー・感想・評価

IchiroSakano

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ワイヤーを通して/スルー・ザ・ワイヤー(1987年製作の映画)

3.7

果たして映画と言っていいやら
でもこの独特の世界観と音楽は好きだな

八犬伝(2024年製作の映画)

3.5

南総里見八犬伝の物語を借りながら、途方もない長い時間をかけて執筆した曲亭馬琴の物語。
かいつまんで八犬伝の内容を知るには最適だけど、とにかく物語はモーレツに長い。
そして猟奇的。

馬琴を演じる役所広
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MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男(2023年製作の映画)

3.8

ある意味凄い映画を観たな

僕は同じミュージシャンとして、オリジナルを捨てることはないし、ジミー・ペイジは好きなギタリストだけど、成り切ろうなんて1mmも思ったことがない。
だから、もはや求道者とも言
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.2

密室ホラーというのかな
なかなかの迫力
しかし、色々と腑に落ちないところも多数

短いから観やすいけど、もう少し掘り下げてくれるといいのに

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

3.5

宮内ひとみさんの透明感がすごいね
大団円の婚礼に田中邦衛さんが出てきた時には泣けた

しかし、この終わり方?
終わらせ方はどうなんだろう

ほんと武士道って何???
これを美学として描くのは嫌いだな
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.6

逆密室劇とでも言うのかな
戦争ですら、現在では密室の中で決められていく

サブタイトルは全然合ってないので要注意


そもそも、戦争や紛争がない世界にならないものかな

蛇の道(2024年製作の映画)

3.4

セルフリメイク作とは知らず、前作は未鑑賞
淡々と?進む復讐劇。
フランスっていう、絶妙にわかりずらい場所と言語で進んでいく。

柴咲コウさんの迫力と、協力者といいながら、執念の強さが光る。

パッキリ
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アナログ(2023年製作の映画)

3.7

北野武原作なのね
全然予備知識なく鑑賞。

全編通して、悪い人が出てこない奇跡の物語。
現実ではありえないような素敵な話しだからこそ、少し違和感もあるのは、僕が汚れてるからだろうか。

でも、まあ、映
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.5

予告や思ってた感じとはずいぶん違う料理人映画。
主人公は「バッド・ジーニアス」の俳優さんだったのね。
見覚えがありました。

内容はなんだか入口と出口がずいぶん違う感じ、、、
思ってたより料理にフォー
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次元大介(2023年製作の映画)

3.2

あまり期待もせず鑑賞
設定もストーリーも悪くないんだけど、どこか違和感

しかし、なんでも実写化すればいいわけではないよね
アニメでしか味わえない良さって必ずあると思う

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.0

予告とかで観るイメージとは全然違う

アメリカがなぜ分断されるのかなど、政治的な意味はない

戦場ジャーナリストたちの物語ではあるけど、死地で感じる躍動感は理解できるが、好きではない。

そして、アメ
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NO ハンブルク NO ビートルズ(2024年製作の映画)

3.3

ハンブルグ時代のビートルズって、情報が少ないからね
興味深く観た
編集も軽快でいいんだけど、ループが多いので、前半はかなり眠くなる、、、
ロケン・ロールはやはりいい!

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.8

現代の奇跡「黒柳徹子」さんの自伝。
その後のトットチャンネルとは映画化されてたりするけど、実は「窓きわ」は初めて。
その後の天真爛漫過ぎるくらいの人物形成はここにあったのねえ
戦争間近のあの時代でも奇
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正体(2024年製作の映画)

3.7

面白かった
原作もきっと面白いんだろうな

基本、性善説的な作り方は嫌いじゃない
若干、時間が交錯する前半がわかりずらいものの、色んな人格で逃亡していくのは見応えがあるね

横浜流星さんは、いい意味で
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ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ(2022年製作の映画)

3.8

ニューヨークの音楽にずっと影響を受けてた
マクシズはずいぶんと前になくなっていたので、僕がニューヨークを訪れた時にはもうなかった
CBGBはかろうじて行くことができたのは今では嬉しい思い出。

ヴェル
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本心(2024年製作の映画)

3.6

原作が読んでみたい

田中裕子さんが凄い。
近未来でなく、割と近い未来、
本当にその仕組みができるかはわからない
SFというより、ヒューマンドラマ。

大切な話

僕も死んだ父母から聞きたかったな
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.4

ザ・マーゴットロビーショー的な作品。
彼女は好きな俳優さんだから全然OKなのと、イギリス英語でポイントアップ。

とはいえ、終盤までのテンポ感が惜しいな

光の使い方や画角は好み

アイミタガイ(2024年製作の映画)

3.8

いい映画だった
三重あたりの地域に寄り添った感じもいい。
何度か泣いたなあ
そんな映画はひとりで観るに限る

世の中そんないい話で満ちてはいないけど、それなりに信じられるものがあるといいよね

唯一嫌
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

いやあ、面白かった
久しぶりのちゃんとした関西弁の安心感

いわゆるタイムスリップものとは違い、ぎこちなく順応していくところとか好感
SFというより関西ローカルの人情もの的な感じも良い

今年のベスト
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.6

なかなかグロくて迫力がある映画だった
それぞれがなかなか個性的で、魅力的な賊軍たちだったね

それに阿部サダヲさんの所作がしっかりしていて、なかなかの悪者っぷりも良い

好き嫌いは別れる展開だけど、見
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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.3

嫌いなタイプの映画ではないが、さりげないというか、遠回しというか、、、
ミステリー的に紹介してるようだけど、ミステリーでは全然ない

もう少し説明とオチがしっかりあってもいいような

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

バカリズムの脚本は好き
まあ、リアリティは全くないけど、後半までのテンポはいいしね
後半なぜかテンポが落ちてしまったのと、




最後のオチは好みじゃないかな

気楽に観るには最適

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.6

基本、天才〇〇っていう表現は嫌い。
しかし、活字離れとかいう風潮を煽るのも嫌いだけど、なぜか気になっての鑑賞。
街から本屋は消えていっても、
確実に今でも小説を書く人はいるし、面白いものはちゃんと出て
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.8

面白かった
これが実話なのも驚き

「シェイプ・オブ・ウォーター」の女優さんがまたしても、どハマり役を得てしまった

派手な映画ではないけど、オススメできる映画だった

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.5

主人公の感情への共感はない

なぜにあんなに不器用で、不器用がゆえに周りとも噛み交わす、目的地になかなか辿りつかないロード・ムービー。
だけど、つい引き込まれて観てしまう。
それでもいつか旅は終わり、
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

3.9

再結成で盛上がり中のオアシス。
つくづく変な「バンド」だよね。
ギャラガー兄弟以外どうでもいいよな扱いも徹底してるし。
ベースの人なんて正規メンバーなのに1mmも顔が映らないし、サイドギターの人も客席
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.3

原作、ドラマ版も観ずに鑑賞

多分、一番原作が面白いんだろうな

なんだか、動機がめちゃくちゃ弱いし、怖くないし、、、

伏線も見え見えだし、なんだか勿体無い

ロブスター(2015年製作の映画)

3.2

近未来なのか、パラレルワールドなのか有り得ない世界。
そこに至る世の中の説明もなし。

何気にずっとクリップしたままでした

大好きなレア・セドゥが観たくて鑑賞
彼女は顔つきもあって、幸せな役がほぼな
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.7

シーズン2の完結編
なかなかのいい話

つい涙腺が刺激されてしまった

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.6

どんどんエスカレートしていく 笑
でも、面白いから不思議

ついつい観てしまう

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.6

たまにはこんなのも観る 笑
とにかく吉高由里子さんが良い
この無邪気感が凄いな

ストーリーは、まあ、典型的なよくできたお話。
リアリティはないけど、いいんじゃないかな

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.8

劇的な出来事はない。
淡々と過ぎゆく毎日。
生き辛さと向き合う毎日。
誰にでも起こりうる毎日。

秀作だと思う。
ゆっくりとゆっくりと噛み締めたい

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.6

ガル・ガトットの一人勝ちの映画だね。
アクションも派手だし、見応えは十分。
ただ、どこか深さはないよねえ。
まあ、ヒットすれば続編もあるかな。
MIシリーズの焼き直し感は否めないけど

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.5

3作目にして、映画館で初鑑賞。
いつも通りの感じ、いつも通りのトラブル度。
予算が付いたのか、宮崎ロケ。
登場人物も多め。

テンポもいいんだか、悪いんだか。
とにかくなかなか弾も当たらないのもリアル
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