IchiroSakanoさんの映画レビュー・感想・評価

IchiroSakano

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THE FOOLS 愚か者たちの歌<完全版>(2023年製作の映画)

4.0

凄まじいドキュメンタリーではある
入口と出口が全く違う
よく作りあげてくれたものだと思う
次々とメンバー亡くなるなんて、最初は思わなかったろうに

それに最後には待ち受ける事実とか、狙ってできるもので
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ROLLING STONE ブライアン・ジョーンズの生と死(2020年製作の映画)

3.4

ローリングストーンズを作った男、27クラブの初期メンバー。
謎多き男の生涯。

俄然、終盤はミステリー色が強くなる
今となっては、事故死、殺人説も突き止めようがない

しかし、クソ野郎かも知れないが、
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ウィルコ・フィルム(2002年製作の映画)

4.0

大好きなバンド、ウィルコ
その記録的ドキュメンタリー
やはり最高だね

終わりの鳥(2024年製作の映画)

3.7

原題でもある「チューズデイ」が本当にチャーミング。
それだけでも観る価値はあるかも

ストーリーも好きだな
鳥くんも身体洗うところとか凄い可愛い

そうゆうエッセンスが積み重なっていくと映画は面白くな
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.4

評価は低いけど、割と僕は好き
アクシデントから延々と広い宇宙を彷徨うロードムービー?

それでも健気に生きながら、もがいてもがいて、何年、何十年と彷徨う恐怖

最終章が「石棺」だもんね

実際、こと座
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.0

相変わらずのバカリズム節
楽しんで観た
やはり臼田あさ美さんが素敵

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

気になってたものの、ようやく鑑賞。
思ってたより全然グロい展開なサイコサスペンス。
ずいぶん前のアニメだから、当時としてはかなり斬新で、どこでどうやって公開してたんだろ。

実写化されそうだけど、あえ
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BAUS 映画から船出した映画館(2024年製作の映画)

3.0

僕は吉祥寺に住んでいる
かれこれ20年以上になる
この街に生かされてるといってもいいくらい
バウスシアターの会員だった
何度も通った大好きな映画館だった

映画化されると知って、観に行こうと決めていた
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.8

僕もブレンデッドウイスキーは好き
知恵と経験と伝承と挑戦の詰まったウイスキー。

とてもいい話しだ
ウイスキーが飲みたくなるね

私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

3.5

まさしくのん祭り
彼女のチャーミングな感じはとても好き

映画としては少々テンポが悪いかな
橋本愛さんとの絡みはなんか中途半端

あとのんさんの役柄って、どれもなんか似てる。持ち味といっては持ち味なん
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(2025年製作の映画)

3.8

原作は未読

まず「敵」というタイトルから我々に投げかける
老いた元大学教授の「敵」は何者なのか、老いながらも自活した生活をする教授の日々に何が起こるのか、、、
起きるのか起きないのか、敵は人間か?異
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.0

面白かった
映画なので、かいつまみ感はあるものの、ディランのなりきり度はかなりのもの。
今では考えられない出来事の連発。
デビュー当時はケネディも生きてたんだとかね、凄い時代ではある

あの時代は良か
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blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド(2024年製作の映画)

4.5

改めていいバンドなんだな
同時期のオアシスと比べがちだけど、圧倒的にバンドなんだよね、ブラーは。
〇〇兄弟とその他とは違うもの。

もうすっかりおじさんで、グレアムなんてピーター・セラーズみたいだけど
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ワイヤーを通して/スルー・ザ・ワイヤー(1987年製作の映画)

3.7

果たして映画と言っていいやら
でもこの独特の世界観と音楽は好きだな

八犬伝(2024年製作の映画)

3.5

南総里見八犬伝の物語を借りながら、途方もない長い時間をかけて執筆した曲亭馬琴の物語。
かいつまんで八犬伝の内容を知るには最適だけど、とにかく物語はモーレツに長い。
そして猟奇的。

馬琴を演じる役所広
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MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男(2023年製作の映画)

3.8

ある意味凄い映画を観たな

僕は同じミュージシャンとして、オリジナルを捨てることはないし、ジミー・ペイジは好きなギタリストだけど、成り切ろうなんて1mmも思ったことがない。
だから、もはや求道者とも言
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.2

密室ホラーというのかな
なかなかの迫力
しかし、色々と腑に落ちないところも多数

短いから観やすいけど、もう少し掘り下げてくれるといいのに

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

3.5

宮内ひとみさんの透明感がすごいね
大団円の婚礼に田中邦衛さんが出てきた時には泣けた

しかし、この終わり方?
終わらせ方はどうなんだろう

ほんと武士道って何???
これを美学として描くのは嫌いだな
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.6

逆密室劇とでも言うのかな
戦争ですら、現在では密室の中で決められていく

サブタイトルは全然合ってないので要注意


そもそも、戦争や紛争がない世界にならないものかな

蛇の道(2024年製作の映画)

3.4

セルフリメイク作とは知らず、前作は未鑑賞
淡々と?進む復讐劇。
フランスっていう、絶妙にわかりずらい場所と言語で進んでいく。

柴咲コウさんの迫力と、協力者といいながら、執念の強さが光る。

パッキリ
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アナログ(2023年製作の映画)

3.7

北野武原作なのね
全然予備知識なく鑑賞。

全編通して、悪い人が出てこない奇跡の物語。
現実ではありえないような素敵な話しだからこそ、少し違和感もあるのは、僕が汚れてるからだろうか。

でも、まあ、映
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.5

予告や思ってた感じとはずいぶん違う料理人映画。
主人公は「バッド・ジーニアス」の俳優さんだったのね。
見覚えがありました。

内容はなんだか入口と出口がずいぶん違う感じ、、、
思ってたより料理にフォー
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次元大介(2023年製作の映画)

3.2

あまり期待もせず鑑賞
設定もストーリーも悪くないんだけど、どこか違和感

しかし、なんでも実写化すればいいわけではないよね
アニメでしか味わえない良さって必ずあると思う

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.0

予告とかで観るイメージとは全然違う

アメリカがなぜ分断されるのかなど、政治的な意味はない

戦場ジャーナリストたちの物語ではあるけど、死地で感じる躍動感は理解できるが、好きではない。

そして、アメ
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NO ハンブルク NO ビートルズ(2024年製作の映画)

3.3

ハンブルグ時代のビートルズって、情報が少ないからね
興味深く観た
編集も軽快でいいんだけど、ループが多いので、前半はかなり眠くなる、、、
ロケン・ロールはやはりいい!

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.8

現代の奇跡「黒柳徹子」さんの自伝。
その後のトットチャンネルとは映画化されてたりするけど、実は「窓きわ」は初めて。
その後の天真爛漫過ぎるくらいの人物形成はここにあったのねえ
戦争間近のあの時代でも奇
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正体(2024年製作の映画)

3.7

面白かった
原作もきっと面白いんだろうな

基本、性善説的な作り方は嫌いじゃない
若干、時間が交錯する前半がわかりずらいものの、色んな人格で逃亡していくのは見応えがあるね

横浜流星さんは、いい意味で
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ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ(2022年製作の映画)

3.8

ニューヨークの音楽にずっと影響を受けてた
マクシズはずいぶんと前になくなっていたので、僕がニューヨークを訪れた時にはもうなかった
CBGBはかろうじて行くことができたのは今では嬉しい思い出。

ヴェル
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本心(2024年製作の映画)

3.6

原作が読んでみたい

田中裕子さんが凄い。
近未来でなく、割と近い未来、
本当にその仕組みができるかはわからない
SFというより、ヒューマンドラマ。

大切な話

僕も死んだ父母から聞きたかったな
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

3.4

ザ・マーゴットロビーショー的な作品。
彼女は好きな俳優さんだから全然OKなのと、イギリス英語でポイントアップ。

とはいえ、終盤までのテンポ感が惜しいな

光の使い方や画角は好み

アイミタガイ(2024年製作の映画)

3.8

いい映画だった
三重あたりの地域に寄り添った感じもいい。
何度か泣いたなあ
そんな映画はひとりで観るに限る

世の中そんないい話で満ちてはいないけど、それなりに信じられるものがあるといいよね

唯一嫌
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

いやあ、面白かった
久しぶりのちゃんとした関西弁の安心感

いわゆるタイムスリップものとは違い、ぎこちなく順応していくところとか好感
SFというより関西ローカルの人情もの的な感じも良い

今年のベスト
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.6

なかなかグロくて迫力がある映画だった
それぞれがなかなか個性的で、魅力的な賊軍たちだったね

それに阿部サダヲさんの所作がしっかりしていて、なかなかの悪者っぷりも良い

好き嫌いは別れる展開だけど、見
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宮松と山下(2022年製作の映画)

3.3

嫌いなタイプの映画ではないが、さりげないというか、遠回しというか、、、
ミステリー的に紹介してるようだけど、ミステリーでは全然ない

もう少し説明とオチがしっかりあってもいいような

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

バカリズムの脚本は好き
まあ、リアリティは全くないけど、後半までのテンポはいいしね
後半なぜかテンポが落ちてしまったのと、




最後のオチは好みじゃないかな

気楽に観るには最適