FukiIkeda

ヒトラーへの285枚の葉書のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)
3.5
孤独なレジスタンス運動。
フランスを占領したばかりのナチスドイツ。ある日、戦地に行った息子の訃報が届き、途方にくれる労働者階級の夫婦。
夫のオットーは、「あなたの息子も殺される」反ナチスのカードを書き、街中に置く事で、心を癒すための行動にでた。
はたして市民の心にはちゃんと届いていたのか?
彼の周りにナチスに対して心から賛同している者ばかりでもなく、従うしかなかった一般市民達及び、労働者階級とSSの特権階級の温度差に救いを感じたが、実際はこんな綺麗事でもなかったんだろうな、と。
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