ヒトラーへの285枚の葉書のぱなおのレビュー・感想・評価

実話もの。ヒトラー政権下の中、一市民がヒトラー政権を批判する内容の葉書を書き、市民の目にとまるよう街中に置き続けた。労働党はその犯人を血眼で探す。重い、暗い、静かな映画。気丈で明るい役のイメージが強いエマ・トンプソンがずっとシリアスな役だったのが印象的。ヒトラーに纏わる作品を観ると、ナチス=ドイツ語の圧の強さのイメージもあるから、全編英語だとやっぱり少し違和感を感じる。