夫妻の悲しみ、やりきれなさ、愛情など…静かな作品だがそれらがよく伝わってきた。
所謂「プロの犯行」ではないので、危なっかしくて見ているこっちが緊張した場面もあった。
鑑賞後に強く思ったのは、邦題も原題のママで良かったのでは?という事。
映画としてはまとまっていて分かりやすく、とても観やすかった。
欲を言えばドイツ語で観たかったな。
また、この作品に限った事ではないが、映画にしてくれていなければこの実話を知る事は難しかったと思う。知る事ができて良かった。
それと本編とは関係ないが、ダニエルブリュールの声質ってとても優しいなと改めて思った次第。