原作に忠実でとても良い実写映画化だった。
が、言い換えれば、冒険することからは徹底的に逃げて日和っているとも感じた。
これはストーリー、演出だけではなく音楽のオーケストレーションもそうで、全世界で死ぬほど擦られ続けてきたPart of Your WorldやUnder the Seaを、いかに現代のミュージカル音楽に仕上げるのだろうと期待していたのだけど、これも非常に「原作に忠実」で新鮮さはなかった。(この点は実写のアラジンが良いバランス感覚だったと思う)
ところで最後のアースラはスクリーンで見るとマジ怖い。子ども泣くんじゃないかと思った。