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ブラック・スワンのまのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかったヤツ。
華やかで美しい舞台の裏側の超ドロドロ劇。

ダーレン・アロノフスキー監督、ナタリー・ポートマン主演のバレリーナ映画。一流バレエ楽団のトップである「女王」を演じることになった主人公(ナタリー・ポートマン)の話。

冷酷なコーチ、過保護な母親、女同士の嫉妬・妬み・イジメ。様々なプレッシャーからおかしくなり体も心もボロボロになっていく主人公をナタリー・ポートマンが圧巻の演技で演じる。

元女王(ウィノナ・ライダー)が彼女に怒り女王の座を取られるところも二人の"女優"としての当時の活躍ぶりや世代交代を表してるみたいでリアルだった。

途中までは女のイジメ陰湿でコエ~って感じぐらいだったんだけど、後半30分ぐらいの展開・演出が特に圧巻でした。精神崩壊した人物がいろんな意味で覚醒し美しく舞い踊る。その姿はまさに"ブラックスワン"。

白いだけじゃ駄目なんだよ、黒くなきゃ。みたいな。

かつてラサール〇井が〇田真央に対して「彼女はもっと男とヤッた方が良い」(その方が演技の幅や色気・表現力が上がる)みたいな発言して大炎上したけど本作を見てそのエピソードを思い出しました。

1200本目のレビュー。
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