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ブラック・スワンのPのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

怖い!!ホラーだろこれもう!!まあホラーほとんど観たことないけど...苦手だから...。鏡とか、子供の描いた絵とか、足首やら爪やら捻ったり割ったりだとか、怖い!痛い!シーンが多くて嫌になった。ビックリ系の演出が多く、苦手なのでしんどかった。バタフライ・エフェクトもビクッってなるシーンが多くてヒィヒィ言いながら観たけど、同じ感じで観た。
これは、なんだろう、子供を育てるときは、自分の破れた夢とか託しちゃだめだぞ、1つのことばっかりやらせないでちゃんとバランス良く育てないとダメだぞ、じゃないと、バレエが上手いだけのセクハラ親父に操られたり、一つの失敗で精神が崩れたり、その反動で大暴れしたりするぞ、っていう、そういう子育ての話??
登場人物は少ない。生真面目な主人公、過保護な母(「白鳥」としての主人公を作り上げた張本人であり、この母からの精神的な独立が物語のメイン)、パワハラセクハラ先生、ライバルのちょっとやんちゃ系の女の子(主人公はこの͡͡娘に様々なものを勝手に投影する)、憧れてたけど狂ってしまった先代プリマ(主人公も同じように...というかそれ以上に破滅的な道を辿る)。
他のレビュワーの人が書いてたが、「照明つけてください...」の弱弱しいか細い声が「あれ?まだ白鳥やん」ってなって印象的だった。
過保護な親に歪んだ愛を注がれて育てられ、閉塞感いっぱいのバレエの世界で暮らすというところで、キャリーもちょっと思い出した。
ナタリー・ポートマンはお美しく、眼福だった。
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