ゆかち

婚約者の友人のゆかちのレビュー・感想・評価

婚約者の友人(2016年製作の映画)
4.0
戦争で婚約者が亡くなった。
悲しみの中、婚約者の友人だったと言う彼が訪れる…。
物凄い秘密を抱えている匂いがプンプンしていたのだけれど、オゾン監督という先入観から全く違うことを想像していて(先入観良くないって何度も言っている気がするw)その秘密に驚きました。
暴かれてからの彼女の対応もまた驚き。そこはオゾン監督らしいかもしれない。
こんな行動絶対しないけど、お国柄っぽさも出てるかもなぁ。

モノクロでの展開。
現代の白黒映画も上品さがあって、とってもいいですよねぇ♡♡
たまにカラーになるシーンがあり、きっと意味があると思うんだけどそこまでは分からず…。最後もカラーになって意味深に幕を閉じる。静寂の中の驚き。


彼から聞いた最大の秘密を婚約者の両親には明かさない彼女…優しさ?
一人で抱えるのって絶対苦しいと思うんだけど守りきってた。でもそうしないと彼女の望む展開には発展しないだろうから、自分のためってのも少しはあるのかなぁどうかなぁ。
気軽に観れるんだけど考察し始めるとキリない(¯∇¯٥)でも考えるのも楽しいし、ネットの考察読むのも、また楽しい♫笑
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