どうたく66

冷たい熱帯魚のどうたく66のネタバレレビュー・内容・結末

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後のグチャグチャとカタストロフが描きたかったのだろうが、必然性がいまいちわからない。

でんでんの怖さは阿部サダヲが演じた『死刑に至る病』と同じヤバさを感じていい。

しかし途中で奥さんがでんでんの手中に落ちるところや、主人公が死体の解体を手伝うところまで踏み込んでしまう、動機や必然性は描き方が雑だなあと感じてしまう。園子温の有名にしてやったら女優は抱かせてくれるだろう的な雑な人間扱いが映画にも反映されている気がして、最後は不快な感情が映画を観ながら湧いてきた。
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