どろどろ、ぐちゃぐちゃ。
琴線が外れた人間。
狂気の沙汰。
時計仕掛けのオレンジにも移る作品。
カタチは何であれ生きるもの、人間の生きるありよう、人間の生活というのは人間が作り出した「社会」という世界の中での生き方であることがよく分かる。
それ以上の、その枠に留まらないπを人間はもっており、それは枠が一度外れた瞬間に出てくるものであろう。
だが、それを出すと生きることはできても人間の作った「社会」に復帰し、生きることは難しい。
それを鑑みると
「人生と言うのは痛い。」
のであろう。
「社会」の枠でしか見れない人からしたら
クレイジーな作品としか言えないに違いない。
逆にここの起伏を持ちつつ「社会」で普通に生活している、できている園子温からしたら、映画を通し
つまらないくだらないと思う「社会」に警鐘を鳴らしているとも言える。