すごい映画。
この頃は、自分が社会に対してどういう立ち位置にいるか、ということがすごく大切だったんだなと思う。(現代はそんな風に考えないですよね。)若者たちが必死に何かをなそうとして傷つく。青春の敗北が受け継がれていく...。
脚本が秀逸で、ハッとさせられるセリフがたくさん。「女だけじゃないよ。道具や売り物にされるのは。男だってそうだ。俺たち二人ではどうにもならない。だから別れよう」みたいな男台詞、「お前だって同類だろ」警官の台詞など、、。
主人公の男が、何か社会に対して怒っていて、ぶつけようとするのだが、その対象と同じことを自分もしていることとか、まことに対して好きなのか性欲の対象なのか自分でもよくわからず傷つけてしまうところとか、もうみててつらい。
若者の速さが、シーンの切り替えの速さに呼応している
顔面アップ