実験映画の最もスタンダードな作風でありながら自分の生活体験や感情の記述に深入りしていくことによってフィクションと実体験にもとづく「自伝」をオーバーラップさせ、それが見事に成立している。若者の所謂自分探しのような撮り方ではなく自己をどのように描写するかという問題に立ち向かいながらイメージと語りの境界線をはっきり区別している。「人は孤独ではある。しかし人の記憶は色褪せない」（だったような）という台詞のエモーションが胸をうつ。田中のおっちゃんに話を伺うと、過去に撮影した8mmフィルムをスローダウンしたりスピードアップしてスピード調整したり凄いことをしているとのこと。

• #mingo2021
• #イメフォフェス2021

　 確か20余年前、その後亡くなった友人との待ち合わせに時間があったので、予定には無かった本作を観た記憶がある。観ていて無性に腹が立った。ここに有る作者の内省や記憶の辿り、柔らかで微妙なフィルムへの敢えて鮮明さに背を向ける処理。が、一向に息づかないのは、全てが自己を問うことから生まれているのではなく、様々なコンプレックスの為か、海外を中心とした高級手法を抵抗もなくそのまま取り入れてるだけの生気を失った、無意識に(特に当時は知られていない)日本人観客を、悪意はそうないだろうが、結果騙してる作品となっているからだったろう。もう作品の中身も忘れてしまったが、観てて次々原典が言い当てられるくらいに、剽窃手法のオンパレードとなっていった。こんなものを責める気もしないが、表面的にはそれらしく、自ら発酵･成熟作を装ってるし、作者もいつしか高級作家気分に浸っていったのだろう。上映後、穏やかに自信たっぷりに、自己と作品の解説をしに出てきたので、軽く睨んで、客席を離れた。嘘にまみれた自慢話をするつもりだったのだろう。俗の塊りのような映画、高級ぶった悪意の集みたいな。犯罪ものか。
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誰も見ない程度の作なので2021.2022観たい映画一覧メモと兼用とす。雑記帳。

🖍️’➋➊🔑
🔵(2)ラ⋅フロール 花
🔵(5)映画:フィッシュマンズ
🔵(5)ボストン市庁舎
🔵(5)ジャンヌ
🔵(5)サマー⋅オブ⋅ソウル(あるいは、
革命がテレビ放映されなかった日)
🔵(5)ウインター⋅ブラザース
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🔵(5)ｵｰｽﾄﾘｱからｵｰｽﾄﾗﾘｱまで2人の自転車大冒険
🔵(5)’街の上で
🔵(5)’ガールズフッド
🔵(6)アンカット⋅ダイアモンド
🔵(6)ドライブ⋅マイ⋅カー
🔵(6)8月のエバ
🏄️ちゅるり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌕️(3)ブラック⋅サバス 恐怖！三つの顔
🌕️(3)’魅せられたデズナ河
🌕️(4)逃げ去る男
🌕️(4)’復活(’15)
🌕️(4)’ジプシーは空に消える
🌕️(5)追い詰められた男(’51)
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🌕️(5)’グリーサーズ⋅パレス
🌕️(5)恋に踊る
🌕️(5)ちょっとフランス風
🌕️(5)’秘密捜査官
🌕️(7)処刑男爵
🌕️(8)’知りすぎた少女
🌕️(10)ラビット⋅ドックス
🌕️(10)ファイブ⋅ボンバーレ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🟢(4)’グッバイ！[卒制]
🟢(5)マリアと日々[ｽﾎﾟﾝｻｰﾄﾞ]
🟢(5)’ツイン⋅ピークス リターンズ[TVｼﾘｰｽﾞ]
🟢(5)’妻はフィリピーナ[卒制]
🟢(5)’ﾌﾞﾗｲﾛﾌｽｷｰの華麗なﾜﾙﾂ[ｽﾎﾟﾝｻｰﾄﾞ]
🟢(6)O氏の肖像[実験]
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🟢(6)看守殺しの序曲[自主]
🟢(6)家の前に大きな木があった[短ｱﾆ]
🟢(6)OPERA[短ｱﾆ]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🔴(3)’ジュデックス[ｽｰﾊﾟｰ⋅音楽付]
🔴(3)’お吟さま[映祭編集版]
🔴(3)’白い肌に狂う鞭[於銀幕]
🔴(4)ニア⋅ダーク 月夜の出来事[於銀幕]
🔴(4)’ウエンディ&ルーシー[於銀幕]
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🔴⑹ｸﾚｲｼﾞｰ⋅ｷﾗｰ悪魔の焼却炉[於銀幕]
🔴🏄️新エクソシスト 死肉のﾀﾞﾝｽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
①⑷’▪ウエンディ&ルーシー
②⑷’▪ミークス⋅カットオフ
③⑸▪トムボーイ
④⑸ボストン市庁舎
⑤⑸ジャンヌ
⑥⑸サマー⋅オブ⋅ソウル(あるいは、
革命がテレビ放映されなかった日)
⑦⑹セールスマン
⑧⑹’アメリカン⋅ユートピア
⑨⑹’▪逃げた女 🤰C⋅マリガン
⑩⑹’ Mr.ノーバディ 🤵A⋅ホプキンス
---------------------------------------------------
⑪⑹’ファーザー
⑫⑹’▫１０番街の殺人
⑬⑹’▫田舎司祭の日記
⑭⑹’ライトハウス
⑮⑹’▫モンソーのパン屋の女の子
⑯⑹’春光水暖
⑰⑺▪オー⋅スジョン
⑱⑺▪風が踊る
⑲⑺’ラストナイト⋅イン⋅ソーホー
⑲🏄️ヒーチャム⋅惨めな幸せ
⑲🏄️ビーチバム まじめに不真面目
⑲🏄️シンプルな情熱
⑲🏄️１７歳の瞳に映る世界
⑲🏄️コレクティブ 国家の嘘
⑲🏄️スーパーノヴァ
⑲🏄️ハイゼ家百年
⑲🏄️ONODA
⑲🏄️リスペクト
⑲🏄️走れロム
⑲🏄️あの夏
⑲🏄️サウンド⋅オブ⋅メタル
⑲🏄️グランド⋅メタル
⑲🏄️ミッドナイト⋅トラベラー
⑳⑻’スウィート⋅シング
⑳⑻’赤い唇
⑳⑼プロミシング⋅ヤング⋅ウーマン
⑳⑼グレイ⋅ガーデン



━━━━━━━━━━━━━━━━━━
⑴⑸映画:フィッシュマンズ
⑵⑸’街の上で
⑶⑹ドライブ⋅マイ⋅カー
⑷⑹’いとみち
⑸⑹’水俣曼陀羅
⑹⑺あのこは貴族
⑺⑺海辺の女
⑼⑺ばちらぬん
⑼⑺’偶然と想像 🤰中田青渚
⑽⑺’浅草キッド 🤵柳楽優弥
---------------------------------------------------
⑾⑺’サマーフィルムにのって
⑿⑺’騙し絵の牙
⒆🏄️ひらいて
⒆🏄️竜とそばかすの姫
⒆🏄️彼女はひとり
⒆🏄️アジアの天使
⒆🏄️生きろ島田叡
⒆🏄️シン⋅エヴァンゲリオン
⒆🏄️葵ちゃんはやらせてくれない
⒆🏄️漁港の肉子ちゃん
⒇⑻’素晴らしき世界
⒇⑻’茜色に焼かれる
⒇⑽’犬部！
⒇⑾空白
⒇⑾’blue



🖍️’➋➋🖍️
④幾多の北
⑤春原さんのうた
⑥ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~
④窓辺にて
⑹裸足で鳴らしてみせろ
⑦さがす
⑦不安な体
⑦スープとイデオロギー
⑦あいたくて　あいたくて　あいたくて
⑦THE FIRST SLUM DUNK
⑧犬王
⑨ハケン　シャイン
⑧リング·ワンダーリング
⑧流浪の月
⑩LOVE LIFE
⑪メタモルフォーゼな縁側
⑩冬薔薇
⑫夜を走る
⑬
🎈🖥️すべての夜を思いだす
🎈神田川のふたり
🎈焼け跡クロニクル
🎈猫は逃げた
🎈香川一区
🎈🖥️ヘタな二人の恋の話
🎈私のはなし　部落のはなし
🏴零へ
🎈🎈🎈🎈🎈🎈🎈🎈🎈🎈🎈

📱タル3
　いまおか3
矢川健吾
📼ラーマン
　湯浅
　PTA

⑴❇️マルケータ⋅ラザロヴァー
⑵秘密の森の、その向こう
⑶統辞の樹木、範列の葉
⑶✴️湖のランスロ
⑶❇️恋する男
⑷勇者たちの休息
⑸❇️ｵｰｽﾄﾘｱからｵｰｽﾄﾗﾘｱまで
ふたりの自転車大冒険
⑹❇️ジャンヌ⋅ディエルマン
　　 ﾌﾞﾘｭｯｾﾙ1080.ｺﾒﾙｽ河畔通り23番地
⑺MEMORIA
⑦わたしは、最悪。
⑻❇️アンナの出会い
⑻❇️ヨーヨー
⑻７月の物語
⑼囚われの女
⑼みんなのヴァカンス
⑽✴️たぶん悪魔が
⑾あなたの顔の前に
⑽オルメイヤーの阿房
⑵ダムネーション/天罰
⑿ライダーズ·オブ·ジャスティス
⒀フレンチディスパッチ
　ｻﾞ·ﾘﾊﾞﾃｨ·ｶﾝｻﾞｽ·ｲｳﾞﾆﾝｸﾞ·ｻﾝ別冊
⒁
⒂
⒃
⒄
⒅セイント·フランシス
⒆リコリス·ピザ
⑨アトランティック
⑨‘TITANE/チタン
⑦英雄の証明
⑽WANDA
⑽エルヴィス
♥️(9)彼女のいない部屋
♥️
♥️親愛なる同志たちへ
🏴ドンバス
♥️歩いて見た世界
ﾌﾞﾙｰｽ⋅ﾁｬﾄｳｨﾝの足跡
♥️🖥️ベルイマン島にて
♥️スパークス⋅ブラザーズ
♥️ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
♥️野獣死すべし
♥️リフレクション
♥️帰らない日曜日
♥️3つの鍵
♥️アルモドヴァル
♥️理大囲城
♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️

🔵秘密の森の、その向こう
🔵家にはいたけれど
🔵幾多の北
🔵ピサの約束　
🔵すべては大丈夫　　　　　　　　　蘭
🔵眼球の夢 　　　　　　　　 日
🔵春原さんのうた　　　　　　　　日
🔵落とし穴　　　　　　　　　　　拉
🔵MEMORIA
🔵ぼけますから、よろしくお願いします。おかえり、おかあさん
®
®
🌕二日間の出会い
🌕都会の横顔
🌕️暴行 ’51
🌕️ありふれた話 2008
🌕️明日は日本晴れ
🌕 愛の果実　　 　1926
🌕おせん ’48
🌕殺し屋ネルソン ’57
🌕
®
®
🟢統辞の樹木、範列の葉【実験映画】
🟢キラー·オブ·シープ 【卒業製作】
🟢日曜日は終わらない 【TV用】
🟢✔️スモール·アックス
🟢勇者たちの休息
🟢路地へ
🟢先生のつうしんぼ 【児童映画】🟢
®
®
🔴捜索者　　　　　　　　【於ｽｸﾘｰﾝ】
🔴真実一路·第一部　　【縮も質良】
🔴性賊　Sex Jack　　　【色彩部良】
🔴黄色いリボン　　　　【高度色彩】
🔴夜の人々　　　　　　【良ﾃﾞｼﾞﾀﾙ】
🔴毒流　　　　　　　　【長尺画良】
🔴お吟さま(’62)　　　　【色彩復調】
🔴スパイクス·ギャング　【全長版】
🔴ゆけゆけ二度目の処女【ﾃﾞｼﾞ復元】
🔴関東大震大火実況　　【鮮明画質】
®
®


🖍️❾❾🔑
①軽蔑　　　　　　①沈黙~ｻｲﾚﾝｽ~
②気狂いピエロ　　②ﾚｲｼﾞﾝｸﾞ·ﾌﾞﾙ　　
③ｲﾀﾘｱにおける闘争③ﾐｰﾝ·ｽﾄﾘｰﾄ
④ｺﾞﾀﾞｰﾙ/ｿｰｼｬﾘｽﾑ ④ｴｲｼ·ﾞｵﾌﾞ·ｲﾉｾﾝｽ
⑤恋人のいる時間　⑤ｱｲﾘｯｼｭﾏﾝ
⑥JLG/自画像　　　⑥ﾀｸｼｰ·ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ
⑦新ドイツ零年　　⑦ｸﾞｯﾄﾞﾌｪﾛｰｽﾞ
⑧東風　　　　　　⑧ｳﾙﾌ·ｵﾌ·ｳｫｰﾙｽﾄﾘｰﾄ
❽ｷﾗｰｽﾞｵﾌﾞｻﾞﾌﾗﾜｰﾑﾝ
⑨パッション　　　⑨ｷﾞｬﾝｸﾞｵﾌ·ﾞﾆｭｰﾖｰｸ
⑩勝手にしやがれ　⑩最後の誘惑
⑴ｺﾞﾀﾞｰﾙの映画史　⑴ﾃﾞｨﾊﾟｰﾃｯﾄﾞ
⑵ｺﾞﾀﾞｰﾙのリア王　⑵ｶｼﾞﾉ
⑶ｳｨｰｸｴﾝﾄﾞ　　　　⑶ｸﾝﾄﾞｩﾝ
⑷女と男のいる舗道⑷ﾋｭｰｺﾞの不思議な
⑸ｲﾒｰｼﾞの本　　　⑸ｱﾋﾞｴｲﾀｰ
⑹カラビニエ　　　⑹ﾆｭｰﾖｰｸ·ﾆｭｰﾖｰｸ
⑺ｺﾞﾀﾞｰﾙのマリア　⑺ｱﾘｽの恋
⑻万事快調　　　　⑻ｷﾝｸﾞ·ｵﾌﾞ·ｺﾒﾃﾞｨ
⑼男性·女性　　　⑼救命士
⑽パート2　　　　⑽



①ｹﾞｰﾑの規則　　　①西鶴一代女
②黄金の馬車　　　②浪華悲歌
③小間使の日記　　③残菊物語
④大いなる幻影　　④雨月物語　
⑤ﾄﾆ　　　　　　　⑤近松物語
⑥河　　　　　　　⑥祇園の姉妹
⑦十字路の夜　　　⑦楊貴妃
⑧ﾌﾚﾝﾁ·ｶﾝｶﾝ　　　　⑧山椒大夫
⑨ｼﾞｬﾝﾙﾉﾜｰﾙ小劇場　⑨元禄忠臣蔵·後編
⑩ｺﾙﾄﾞﾘｴ博士の~　　⑩瀧の白糸
⑴ﾋﾟｸﾆｯｸ　　　　　⑴我が恋は燃えぬ
⑵ﾗﾝｼﾞｭ氏の犯罪　　⑵新平家物語
⑶捕らえられた伍長⑶愛怨峡
⑷浜辺の女　　　　⑷折鶴お千
⑸どん底　　　　　⑸祇園囃子
⑹ﾗ·ﾏﾙｾｲｴｰｽﾞ　　　⑹お遊さま
⑺のらくら兵　　　　　　⑺
⑻ﾏｯﾁ売りの少女　⑻夜の女たち
⑼女優ﾅﾅ　　　　　⑼武蔵野夫人
⑽南部の人　　　　⑽赤線地帯


🖍️’❷❸🔑
②キラーズ·オブ·ザ·フラワームーン
④そして光ありき⬛
※アル中女の肖像
④サントメール ある被告
⑤ボディ·スナッチャー⬛
⑤小説家の映画
⑤TAR
❺E.O
⑤ショーイング·アップ
⑥ﾄﾙﾃｭ島の遭難者たち♣
⑥不安は魂をくいつくす⬛
⑥ｲﾝﾃﾞｨｱﾅ州ﾓﾝﾛｳﾞｨｱ♣
⑥ファースト·カウ
⑥■ペトラフォンカントに苦い涙
⑥イヌとイタリア人、お断り
⑥イメージズ■
⑥メルビンとハワード♣
⑥アフターサン
⑦ノー·ホーム·ムーヴィー♣
⑦霊山空雨■
⑧ｼﾞｮｰｼﾞｱ.白い橋のｶﾌｪで逢いましょう
⑨殺人捜査線
*The Son
*郊外の鳥たち
*息子たち
*オオカミの家
*帰れない山　
⑧イメージズ
⑪ベネディッタ
⑬とても素敵なこと~初恋のﾌｪｱﾘｰﾃｰﾙ~
⑲あるまげどん·タイム
⑳ザ·フォールズ　

■幾多の北 2022選出済
①アンダーカレント
①正欲
■王国(あるいは) 2019選出済
③リバー、流れないでよ
④広島を上演する~夢の果てまで
③※ゴジラ-1.0
⑸※パーフェクト·デイズ
⑤怪物
⑥美しい彼
⑦再会長江
⑻※おーい!どんちゃん
⑩そばかす
⑩Blue Giant
⑩ちひろさん
⑿雑魚どもよ、大志を抱け
⒀月
⒁愛にイナズマ
べいびーわるきゃーれ 2べいびー
▲エゴイスト
▲福田村事件

1️⃣キラーズオブフラワームーン
1️⃣サントメールある被告
1️⃣ミュージック
1️⃣小説家の映画
1️⃣EO
①正欲
1️⃣ザスーヴェニア～魅せれて
1️⃣ファースト·カウ
2️⃣
3️⃣TAR
3️⃣リバー、流れないでよ
4️⃣犬とイタリア人お断り
5️⃣ブラインドマン
6️⃣何も変わらない
6️⃣グリーンナイト
①春の戯れ
②
③スクールウォーズ Hero
④女番長 タイマン勝負
⑤色暦女浮世絵師
⑤サンデイドライブ
⑥きゅうり畑のかかし
❶挑戦
②ﾒﾆｭｰ·ﾌﾟﾚｼﾞｰﾙ～ﾚ·ﾄﾛﾜｸﾞﾛ
❷RR
❸
❹
❺色相Ⅰ
❺脈動
⑤木下恵介劇場 兄弟
❻リテイク
⑴侠女【2部作併】
⑵そして光ありき【部分邦訳】
⑶放蕩娘【邦訳付き】
⑷ﾎﾃﾞｨｽﾅｯﾁｬｰ/恐怖の街【正size·画】
⑸不安は魂を食べつくす【画質up】
⑹EUREKA



🖍️’❷❹🔑
Ⅰ✖️①'エフィブリースト
Ⅰ③二つの季節しかない村
Ⅱ❎️③至福のﾚｽﾄﾗﾝ/三ｯ星トロワグロ
Ⅴ❎️③'コルドリエ博士の遺言
Ⅲ🔃③'あなた自身とあなたのこと
④✖️ミュージック
④　メイ・ディセンバー　ゆれる真実
✖️④'宝島
✖️④'落下の解剖学
✌️④'青春がいっぱい
④’❎️自由の暴力　
④’映画館の恋
⑥夜の外側　ｲﾀﾘｱを震撼させた55日間
⑧'パスト·ライブス 再会
⑤関心領域(ｸﾞﾚｲｻﾞｰ)
About Dry Grasses
⑧瞳をとじて
青春
Here
⑥美しき仕事
ゴースト·トロピク
⑧'美と殺戮のすべて
⑧'哀れなるものたち
海街奇譚
マンティコア　怪物
葬送のカーネーション
リンダはチキンが食べたい!
人間の境界
ブレインウオッシューｾｯｸｽ-ｶﾒﾗ-ﾊﾟﾜｰ
ありふれた教室(独ﾁｬﾀｸ)
⑥ﾎｰﾙﾄﾞｵｰﾊﾞｰｽﾞ　置いてけぼりのﾎﾘﾃﾞｨ
マッドマックス:フュリオサ
⑩'フェラーリ(ﾏﾝ)
⑨WALK UP(洪)
墓泥棒と失われた女神
ﾁｬｲｺﾌｽｷｰの妻
ｴｲﾘｱﾝ・ﾛﾑﾙｽ
海賊のﾌｨｱﾝｾ
Ⅸ④'青春がいっぱい


⑧'違う惑星の変な恋人
彼方のうた
悪は存在しない
クラウド
笑いのカイブツ
Ⅵ⑦'夜明けのすべて
⑧'カラオケ行こ！
Ⅳ⑦すべての夜を思いだす
Ⅴ❎️⑦ふれる
ミッシング
Ⅰ④'あんのこと(入江)
Ⅶ❎️⑦極道恐怖大劇場　牛頭
Ⅷ⑦'違国日記
⑧ルックバック
本日公休
満月、世界
侍ﾀｲﾑｽﾘｯﾊﾟｰ
⑥'ぼくのお日さま
石がある
ﾌﾞﾐﾋﾞｱの砂漠
きみの色
サユリ
化け猫あんずちゃん
大いなる不在
ﾃﾞｨｱﾌｧﾐﾘｰ
Ⅱ⑤雨降って、ｼﾞ・ｴﾝﾄﾞ。
彼女はなぜ、猿を逃がしたか？
Ⅲ⑦super happy forever
ﾍﾞｲﾋﾞｰわるきゅーれ　ﾅｲｽﾃﾞｲｽﾞ

🔴ふたつの季節しかない村
　メイディセンバー揺れる真実
　落下の解剖学
　ｽｰｳﾞｪﾆｱ-私たちが愛した時間、後に-
　エターナル·ドーター④'
　あんのこと
ヒューマン・サージ3⑤'
　ファントスミア
🔵赤い賛美歌
　赤と白
　カルプナー④
　母('29)④'
　青春がいっぱい
　映画館の恋
　マグダレーナ・ヴィラガ⑤
　母さん長生きしてね⑦
　サンビザンガ
　風の中の瞳
　異人と霧⑦'
　ある正直者の人生
　カントナックの財宝
🌕️何も知らない夜④'
　ボーガンズロック⑤
　緊張のｱﾝｻﾝﾌﾞﾙの見える部分と見えない部分⑤
　ムービー·オージー⑤'
　水仙月の四日
　ドラムと少年
　観潮楼をめぐって⑥
　Price
仔象は死んだ
マハゴニー⑦
🟢爆音
　エフィブリースト
　私の父は正しかった③'
　恋のページェント
　鉄腕ジム④
　アナタハン④'
　霧の通り道
　金髪乱れて
　ﾅｲﾄｵﾌﾞｻﾞﾘﾋﾞﾝｸﾞﾃﾞｯﾄﾞ⑤
　美しき仕事⑥
　この作家たらんとして、悪投立場役回りや切り開く若いエネルギーの者らが、そこに相手に関係なく歩み寄る志向や迷いが混ざる。作品やキャラや組立て自体が混乱してるが、同時にあまり観れない清新な瞬間の押さえを数多く見られるさくである。

格が違う、追放、家柄、病院再建しなくては
精神の自由とーの自由、若々しい貰った、本物の愛、だだっ子、子の時から育て気づかずも本物、岳ちゃんには私しか、
降りる+退く、回る、主観行くや縦フォロー、角度変えてや仰俯瞰ＣU、DIS、
悲し音楽、軽め、少なめ

滑らか、手元、表情と動きの1歩先読み取り、横移動パン雄大と寄る、対応、全作業や踊りに手抜きなし、爆破やと魔羅が入り中止、仰俯瞰とサイズ対応力、セットもロケも充分、闘い本格無し、影絵や花や雨
「乱暴に扱っても女知らず」「おしのー、おしのさん、よかったな、でえじにな」「私に罪が滑らか、手元、表情と動きの1歩先読み取り、横移動パン雄大と寄る、対応、全作業や踊りに手抜きなし、爆破やと魔羅が入り中止、仰俯瞰とサイズ対応力、セットもロケも充分、闘い本格無し、影絵や花や雨
「乱暴に扱っても女知らず」「おしのー、おしのさん、よかったな、でえじにな」「私に罪が」「世がやになって、土方で引き回されと」
………………………………………………
　エルサントといえば、日本の力道山のような国民的ヒーローだが、日本に来日した時は神格化される雰囲気は感じられたが、最早高齢でその真髄は分からずだったが、本作での、リングの試合3試合位入ってて、素早く実戦的な動きやパンチチョップ、ストレッチクラッチ技やダイビングヘッドバットの常套迫力、等なる程と思わしてくれ、貴重。
　マスクマンレスラーをそのまま正義と善の請負人にするシリーズ物かなんかの展開や手触り質も、ファンの期待どおりの大したもの。序終他の、古城のミニチュア、石と土の壁柱床と蜘蛛の巣・石棺と独自空き間と窓の質実セットと、ひび割れ肌から妖艶美女への吸血鬼と梟・蝙蝠操演の世界の火と渇きの迫り感ある巣窟、教授宅の古文書や映像受信機と舞踏会らのスマートで論議向き組み手、野外の飛ばすスマート車や格闘、らが怖じ気と茶目っ気で組まれ、フォローや寄る退く・廻り退くらの移動荘厳、敵の魔女的眼の大CUの力とその向かい切返し、らは無駄なくスマート効果にピタッとはまり、これぞ求められる映画そのもの。見事。
　吸血鬼女らを従える夜の女王は、地下に戻る前に、次代の継承者を見つけねばならなかったが、選定者の改変に手間取り、二百年後、人間が悪に染まり、自然から核を取り出そうとしてる位緩んだ隙に、甦り、人の血で美貌も取り戻し、夫の闇の王の力も借り、再度選定者の子孫が21歳になった日に目を付け、部下の月(光)の女王に任を委ねるが、狙われた娘の父の夫である教授は古文書解読からそれを察知し、娘の恋人や警部と共に、蝙蝠や眼力や怪力奴隷に対して行くが、究極には普段マスクマンプロレスラーの正義と善の請負人エルサントに依頼、敵のアジトのブナの林の城を突き止め、拐われた娘を救い、戦い抗う中、朝の陽光と炎で敵を遂に滅ぼす、話。
………………………………………………
これは短い尺なのに、映画のあらゆる高度技法と感情を、ダレずに、高いセンスで詰め込んだ、先進米仏のトップにも匹敵する秀作に出くわした。南西のコルドバから、ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ辺りからの船上、ペルー辺りの歓楽港街を移り行き、複数の言語が喋られ、短いDISや多様形WIPEで鮮やかな語り尽くしての進行力(別場の心中ｲﾒｰｼﾞのOLも)、穂や草や樹木の囲み傾き方、波や港船の並置、影や闇の侵食、激しい口調の台詞と音楽部、しかし人物はうるさ型の隣人や社長らを除けば・清楚娘からﾃﾞｨｰﾄﾘｯﾋ的物憂い娼婦迄気力出ない系、カーニバル・葬列・酒場の騒乱と落ち込みの対比・交錯、崩れそうで現場を仕切る良心の人の現れ、角度変やフォローの定型の後に寄ってく(稀に退く)意志覗かすカメラ、全体パンの中等に各人アップ入れ、運命の皮肉と無気力への無力、等の洗練され五月蝿くないスタイルが泳ぎ開き収めてく。
　あるエリアでの恋人と恋謳歌の娘だが、棺屋に勤める父の病状悪化から死に際し、社長は借金代わりに金を要求し、本気の結婚を考えてなかった恋人は、彼女の父を拒み、致命傷まで与えて逃亡する。
　故郷から離れた港町で、娼婦に身を落とした娘は、その中の心ある客と離してて、幼い頃別れ探してもいた、兄本人と分かり、去って海に身を投げる。「幼い頃の姿しか記憶になかった。分からなかった。お前こそ」「私は…余りに多くの男を迎え、男の顔は全て同じに見えてきてた」
　一級品で、今のｱｶﾃﾞﾐｰ作品賞作品と同じ美とｲﾝﾊﾟｸﾄを保持してきてる作。トーキー初期の近正方形ｽｸﾘｰﾝｻｲｽﾞだったか。正に名作の誉れある作。



思わぬ名作、音楽、台詞、傾き図、シルエット、穂波木雲街角、影、最後に寄るか退く、フォロー、階段、俯瞰め。
各UP入れ、ムード、激情、様々wipe、dis、イメージ別場OL、角度変、
コルドバペルーブエノスアイレス、少女で別れたきり、あまりに多くの男の顔、式伸ばし遊び、金貸し、棺や、出世で、酒場や船や港
………………………………………………
同再開日活初期の大江原作ものみたいで、上流階級の濃密な歪みから瞬間逃れた男女が、風流に知恵とセンスあり、これも労働者階級の狭さから外れた一群と合流、棺遊び、多風船持ち白塗り女ら、城崩れからの街、サツから逃亡バラけ再合流、朝の食事、らを通じ、人生、運命、熱気と弱さ、異物間格闘や揉み合い、死の一瞬体験、恋と嫉妬、階級差と節度、らを瞬く潜る体験をし、解放と限界を身体に染み入らしてく、ハイセンスな作で、色彩各キャラ角度変カット出入りL移動の組立がまろやかでスマート品位を保ち、慌ただしい短カット積みもあり、全体にトボけてもいて、オリンピックや仏5月革命前年のエアポケットらしい、宙ぶらりん足元浮遊定まらず感。持ち物やメイクで象徴的人物もシーンに介入・挟まってもきて、剥き出しゴツゴツ感は避けてる。上流の女は学び、同階級は、同感質を意味しないを学んでく。10'
………………………………………………
このメキシコを代表する演出=撮影コンビの作は、以前アテネフランセで『真珠』『雷雲』ら三本位観たきりだが、土俗風俗についてと、映像の見事さは見事でギリギリ傑作という感じだったが、面白さワクワク感は今一つだったか。今回はより初期の作が上映され、デクパージュの密度は今一つも、音と絵の反応のインパクト、革命と愛のロマンチシズム等の伝播に、映画の子供じみた意地や勢いが溶け込み、主演二人が馴染みのスターであることも相まり、極めて親しみやすく愛おしく、革命の狭義を越えた作となってる。19世紀の序盤、革命勢力の若い将軍率いる一軍が、政府軍が迫る前に、陥れた1都市の旧態勢力を排除処刑する中で、その気概や人間的魅力にも心許し、自らも変わってく話。
　自然な光線下の陰影の正確さや細かな細部立体造型まで、確かな構図とカメラワークで捉え、教会の天井の半球凹みの煌めき美術への主観移動らは映画を超える。フォローや横縦移動、左右への移動とパンのフラつき。トゥショットや90゜変、視界先の人との切返し、らはかなり甘い。仰俯瞰図の威容感の多様。
　金や立場におもねる者らを敵味方関係なく処刑処罰する、信念持つ者は尊ぶ、理想持つは敵でも。身分階級違うも、安定や気品は大事。その差を互いに降りて本当の平等。人種差超えより大事。恋を知る。臆病振り切り謝る。これまでのように戦って負けるより、高潔に退却を学ぶ。
　旧友の神父に確かめながら、旧制度の主の娘に恋心を抱き、反発され、からかわれる場面で、『じゃじゃ馬ならし』ならぬスラプスティック手法が使われるが、フェリックスの地力で浮かない。ダイナマイト、及び余波の花火で吹っ飛ぶ将軍と自ら潜む小屋。扉に入ろうとする将軍を心許したと引くつける度に、扉を閉めて顔をぶち当てる。のちの『真珠』らに比べると、映画の完成度はおとるも、親しみやすさでは上の作。
　それに比べると、日本人の維新ものみたいなメキシコ革命ものを、ストレートに紛い物なく伝えてくれる。移動や寄り入れ、アクション対応、スペクタクル、切ない感情絡みらが、直に感動的にくる。真俯瞰の群の図、フォローや(掻き分け)寄る、スッキリどんでん図、繰り返し、大群のうごめき、DIS、ら。
　先住民の血の顔の色の黒さ差別へのコンプレックス、飼っていた山羊群の教訓での男本性の冷たさへの不信、を生涯持ち続けたヒロインが、育ての老婆から、嘗て革命英雄だった実父、に育てられてく中、悪漢らにさらわれてその1人に助けられ逃げる中、自らの出自を宣言、常にカバーの彼を副官にしての、革命軍の隊長になって、非情で盛大効果の進軍を描く作。語学教える白人に恋し、戦いの気力失うも、命落とす副官の離れず、にほだされ、革命にもどる、感動編。
　「自由と大地。貧しい農民と弱い女らの味方、共に」「黒さ残る先住民。白人との異人種婚は」「神の力。副官の私は死んでのこる、これからは体調1人で。恋もだが、仲間をこそ」「」「」「」「」「」「」










信念、理想が敵、敵でも、身分階級、降りて平等、人種差なしへ、心だけ、戦って負けるより高潔退却、安定へ、恋とは。臆病やめて謝る、金とすがり
音と反応カットー連、仰天井円み、フォローと寄ると左右～パン、仰俯瞰、アップ表情、90°、

黒先住民、異種婚何と、男ら山羊、孤児には、貧農民と女ら、副官死これから隊長一人で、神の力、革命万歳。自由と大地
ま俯瞰、フォロー、寄る、どんでんスッキリ、
●大群大衆向けベタ過ぎるコメディぶりと、変な幻想拒絶の階級間断絶を、キャラと作者の自己本位本位存分の描ききりで示してて、これはこれで心地いい。当地ではスターらしい、主演俳優の、しつこすぎるギャグや喜び嘆き恨みの感情表現は、本国以外の人間は退くが、まぁ分かる現地事情。
庶民貧民階級を自分や周囲を和まし元気を取り戻させる道具としか考えず、その一点で嫌々か面白がってか係わりくる上流支配階層。彼らの理解などは端から信じてないが、人懐っこく、善意の下層階級のキャラたち。そんな中、勝手で夢想的な恋を思い描き信じる者。彼とお嬢様を取り持つことになる女中は、彼の恋の相手は自分の勘違い思い知りを、プライドと思い切りで方向転換本物ｷｭｰﾋﾟｯﾄ役に。その力に結ばれた2人は、翻弄され役の彼女の父が池に落ちるを、一旦は放っとく形に。
　細かいｶｯﾃｨﾝｸﾞはなく、長め、切返し、出入り、寄るやフォロー、でしっくり押さえ、朝のアパートから職場、路上事故で知り合う、病院内やり取り、屋敷招待勘違い、ヤケにピッタリの「朝鮮戦争」らの食事集い店、ダンスに至る留置所内、寝室や式に向けての路上演奏から格闘や警察、公園池近く再会らが、あっさりかコッテリか見方でどっちか判らず描かれてく。
『街娼』。これも、シーンの切り替えや心持ちの変容の起点のキレがあまりよくなく、キャラに進歩もそうなく、寄るや(足元複数絡まり)フォロー、(鏡面写り等の)細かい切返しやどんでんのしっかりめあれど、全体に寄り退きも大味に押してくが、やはり、俳優や技術パートの張りが活力を充分に与えてくれ、主要人物が殺され死ぬか・追い出されるか・萎むかのラストのあまりの呆気なさは唖然だが、立場を超えて(近い年代ら改めての)新の愛に煩悶し、どこかへ狂ってく人物らは、存分に面白い。
　2人の姉妹、片方は男と家出してあっさり棄てられ、腹を充たす為、街娼に身を落とし、ヒモの元締め的男と暮らしてるが、年配の親友の死や、富裕な女へ傾いてく同居の男を目の当たりにし、「搾り取られ、棄てられ、身体を壊し、孤独死してく」運命と未来を身に染み感じてく。
　もう片方は正に同じ男に恋してて奪われた為、貧しさもあり、「合理的に」、若い自分を自己演出に使う、ずっと年上で大使らと交渉してる銀行家の妻の座を射止める。遊びのつもりの若い遊び人接近だったが、いつしか、互いに本気の恋に。がそれに感づいた夫の大金の無記名株券預け・長期出張の「罠」にはまり、相手の男は姉のヒモで姉もそれに気付き、妹の築いたを失う馬鹿さを止めんとし、殺され、男も警察官に射殺され、自己も夫に放り出されてく。
●同じく女性性を扱ってるが、真実に迫るというより、角度や退寄りや移動もスムース伸びやかなステージミュージカルを挟み、ドラマ部分は面白み本位の強引なデクパージュとストーリーで、無理は承知・とにかく飽かせず惹き付けてく、ファム・ファタールものを存分以上、テラークラスに描き込んでく、「ルンベーラ」なるショービズ利用成り上がり女のジャンルの会心作の『官能』。
　話の進行の細部のリアリティが無茶苦茶だが面白いで、それでいいのだ感。厳格な判事に、客の男からヒモの指示でチョイとくすねたのが、2年の懲役にされた女の復讐譚。下品でストレートにフェロモン隠さず女に、男らがなぜそこまで家庭や縁談壊してまで、夢中になるのか。ストーリーありき主導腕力だからいいのだ。ヒモの男(ら)、老判事と息子まで正体失くしてく(息子は父横領金を探しだし、告白父を無罪にする為の演技だが、父が病身押して、高跳び前のヒモや女まで殺しに来て果たすのでパァ)。離婚にも応じ、身体を壊し死ぬまで夫本位の老妻や、彼女に準じる親友警察所長もいるが。
　何しろバチッと滑らかさより段差の角度変、グーと動き寄るカメラ、俯瞰めや他の映画なら少なめ傾き図の惜しみない使用、画面構図をはみ出るCU強烈感情意図表情の対応力の火花、表情やキャラの強烈音楽とのマッチング、らが映画からスムースさ排除し、フォローや廻り複雑や適宜寄る移動や、90°やアップや全トゥショットらも弛めるには至らぬ、商業映画表現を越えた硬派?ぶりに、惹き込まれはする。出鱈目だが、これが映画というものの面白さであり、伝統やルーチンに縛られぬ活力、基本とこれだけでなく全般に思い知らせる本特集。



我々が周知以前の時代。ここにも、複数本リストアップされた、巨匠扱いの作家がいた。


ロケシーンなどかなり劣化はしてるが、仏革命、露革命、南北戦争、アフリカ民族逆説、あらゆる内戦を描いた映画の中でも、最も優れ、面白い作のように思える。最近上映会だと偉ぶっても見える、ヤンチョーの作か。映画技法、内容の味わい、両面で断然こっちの方が優れても見える。只、作者の人の良さか、愛すべき人間味溢れ、微笑みたくなるユーモアはいいが、観客を押し切る緊張感の張り詰めに弛みが感じられはする。
　一群の中でも多様な動きや芽が存在してるのを、長めパンやティルトで次々捉えを移してく、それは移動のメインに独立し反するうごきでも、何気に鮮やか深く捉える才。進軍や列車のLに併せての様々ニュアンスの大フォロー移動。仰角やローや傾き図や、射撃の手元や発砲の味覚確かな短い重ね、ら構図の自由さと確かさ。基本の、90°変やどんでんの作品を締め伸ばす、確かな懐ろ。娯楽映画としてのノリも、アート的感覚も最高だ。観てて気が狂う迄は手綱を引き締め続けてはくれないが。
　内容も、1914年支配政府軍の横暴に、反乱軍に加わり、約束されてる地主になろう、と故郷から出立する6人。憧れのパンチョビラと合流してよりは、ライオンらと認められ、将校に、護衛隊に任じられてく。それ以上の戦果も次々挙げてくが、戦死トップは臆病者ではなく勇者ゆえから、の話題も絡み、仲間も段々に失い、6人は当初の家族持ち壮年と母と暮らしてた若者だけとたる。体調すぐれぬ若者は、もう勝てる、故郷に帰還をと、提案するが正念場から離れられぬと壮年。若者を含め、天然痘の感染が分かってくると、隊の全滅へ、装備品や助からぬ本人は焼却をと、迫られ命令を下す、その師団の将軍。診ていた若者を射殺焼却し、隊へ復帰に戻る壮年。心身の複雑を抱えたままの壮年を恐れ拒む上層部に、夜間1人レールを辿り行く。
………………………………………………
　同じ1930年代、同時期の欧州映画的、小振りも極めてロマンチックな作もあったようだ。パフォレーションズレままデジタルスキャンや白化劣化コマの存在ら、復元に問題かも知れないが、家屋内や自然のセットは立派とはいえないクラス。しかしその分オセンチな程、少年少女向け文学テイストに浸りきってる。オープンなメキシコ土壌にはかなり、アンマッチ。小オペレッタの趣き。


これは短い尺なのに、映画のあらゆる高度技法と感情を、ダレずに、高いセンスで詰め込んだ、先進米仏のトップにも匹敵する秀作に出くわした。南西のコルドバから、ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ辺りからの船上、ペルー辺りの歓楽港街を移り行き、複数の言語が喋られ、短いDISや多様形WIPEで鮮やかな語り尽くしての進行力(別場の心中ｲﾒｰｼﾞのOLも)、穂や草や樹木の囲み傾き方、波や港船の並置、影や闇の侵食、激しい口調の台詞と音楽部、しかし人物はうるさ型の隣人や社長らを除けば・清楚娘からﾃﾞｨｰﾄﾘｯﾋ的物憂い娼婦迄気力出ない系、カーニバル・葬列・酒場の騒乱と落ち込みの対比・交錯、崩れそうで現場を仕切る良心の人の現れ、角度変やフォローの定型の後に寄ってく(稀に退く)意志覗かすカメラ、全体パンの中等に各人アップ入れ、運命の皮肉と無気力への無力、等の洗練され五月蝿くないスタイルが泳ぎ開き収めてく。
　あるエリアでの恋人と恋謳歌の娘だが、棺屋に勤める父の病状悪化から死に際し、社長は借金代わりに金を要求し、本気の結婚を考えてなかった恋人は、彼女の父を拒み、致命傷まで与えて逃亡する。
　故郷から離れた港町で、娼婦に身を落とした娘は、その中の心ある客と離してて、幼い頃別れ探してもいた、兄本人と分かり、去って海に身を投げる。「幼い頃の姿しか記憶になかった。分からなかった。お前こそ」「私は…余りに多くの男を迎え、男の顔は全て同じに見えてきてた」
　一級品で、今のｱｶﾃﾞﾐｰ作品賞作品と同じ美とｲﾝﾊﾟｸﾄを保持してきてる作。トーキー初期の近正方形ｽｸﾘｰﾝｻｲｽﾞだったか。正に名作の誉れある作。


これは秀れたと言えるのは少ないなぁの墨映画の中でも、やはり際立つ秀作。労働者を圧迫の施政側が持ってる、ストと外国勢力の癒着を証明した書類を、郵便局に留まってる間に奪おうとする、革命派と市長自らも乗り出すその配下らの確執を描く作だが、両者の力と主張のせめぎあいと言うより、両者の熱が下がり、日常に埋没仕掛かってる中でのモチベーションの盛り上げ方や逆に脚を引っ張られ情にほだされる面が、複雑に単純なサスペンス以上に足場を錯綜し、生きてく切なさや辛さを伝え来る作。
　とにかく伝説の撮影監督の、モノクロのコントラストがクッキリというのと対極のグレーの段階が様々でかつ途中でその内の一層内で変容も普通のナチュラル感、かつそれぞれに2分画調ならと思われる、艶光沢を無理矢理でなく持ってる。正面正対カットが少なく自然な空間的が感じられるやや斜めめが展開をヘソなく転がしてく。(フォロー)縦移動もだが、同じく(フォロー)横移動の効果や選択が素晴らしく、カメラ位置や目線の気配りや対応にカットの選択自由かつ端正も表し、劇場であろうと、外階段付き上下に距離と角度のあるアパート内外、トンネル的通路、ラストの駅ホーム、らを汲めどなく部分をつなげ深めてく。上下も加わっててラスト等去る列車に対し気付かれない位カメラが上がってて、また列車が去った後いつしかカメラが降りてってて、男と列車で去ったかものヒロインが、




同再開日活初期の大江原作ものみたいで、上流階級の濃密な歪みから瞬間逃れた男女が、風流に知恵とセンスあり、これも労働者階級の狭さから外れた一群と合流、棺遊び、多風船持ち白塗り女ら、城崩れからの街、サツから逃亡バラけ再合流、朝の食事、らを通じ、人生、運命、熱気と弱さ、異物間格闘や揉み合い、死の一瞬体験、恋と嫉妬、階級差と節度、らを瞬く潜る体験をし、解放と限界を身体に染み入らしてく、ハイセンスな作で、色彩各キャラ角度変カット出入りL移動の組立がまろやかでスマート品位を保ち、慌ただしい短カット積みもあり、全体にトボけてもいて、オリンピックや仏5月革



思わぬ名作、音楽、台詞、傾き図、シルエット、穂波木雲街角、影、最後に寄るか退く、フォロー、階段、俯瞰め。
各UP入れ、ムード、激情、様々wipe、dis、イメージ別場OL、角度変、
コルドバペルーブエノスアイレス、少女で別れたきり、あまりに多くの男の顔、式伸ばし遊び、金貸し、棺や、出世で、酒場や船や港


821/2原田りえ、パフォズレ数カット・白み入れ疲れ3.93 、wipeiris様々・dis、物人や窓枠や炎越し、人納めズレ角度変縦図や対応、寄り退き、寄るや左右パン自在、小オペレッタ。
ミューズに、今までの苦なく幸せ、憎しみ合い変わった、元の兄弟助け合い芸術家ボヘミアンに、1組幸せ愛し合いに尽くそう、女なくば駄目。これは短い尺なのに、映画のあらゆる高度技法と感情を、ダレずに、高いセンスで詰め込んだ、先進米仏のトップにも匹敵する秀作に出くわした。南西のコルドバから、ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ辺りからの船上、ペルー辺りの歓楽港街を移り行き、複数の言語が喋られ、短いDISや多様形WIPEで鮮やかな語り尽くしての進行力(別場の心中ｲﾒｰｼﾞのOLも)、穂や草や樹木の囲み傾き方、波や港船の並置、影や闇の侵食、激しい口調の台詞と音楽部、しかし人物はうるさ型の隣人や社長らを除けば・清楚娘からﾃﾞｨｰﾄﾘｯﾋ的物憂い娼婦迄気力出ない系、カーニバル・葬列・酒場の騒乱と落ち込みの対比・交錯、崩れそうで現場を仕切る良心の人の現れ、角度変やフォローの定型の後に寄ってく(稀に退く)意志覗かすカメラ、全体パンの中等に各人アップ入れ、運命の皮肉と無気力への無力、等の洗練され五月蝿くないスタイルが泳ぎ開き収めてく。
　あるエリアでの恋人と恋謳歌の娘だが、棺屋に勤める父の病状悪化から死に際し、社長は借金代わりに金を要求し、本気の結婚を考えてなかった恋人は、彼女の父を拒み、致命傷まで与えて逃亡する。
　故郷から離れた港町で、娼婦に身を落とした娘は、その中の心ある客と離してて、幼い頃別れ探してもいた、兄本人と分かり、去って海に身を投げる。「幼い頃の姿しか記憶になかった。分からなかった。お前こそ」「私は…余りに多くの男を迎え、男の顔は全て同じに見えてきてた」
　一級品で、今のｱｶﾃﾞﾐｰ作品賞作品と同じ美とｲﾝﾊﾟｸﾄを保持してきてる作。トーキー初期の近正方形ｽｸﾘｰﾝｻｲｽﾞだったか。正に名作の誉れある作。


これは秀れたと言えるのは少ないなぁの墨映画の中でも、やはり際立つ秀作。労働者を圧迫の施政側が持ってる、ストと外国勢力の癒着を証明した書類を、郵便局に留まってる間に奪おうとする、革命派と市長自らも乗り出すその配下らの確執を描く作だが、両者の力と主張のせめぎあいと言うより、両者の熱が下がり、日常に埋没仕掛かってる中でのモチベーションの盛り上げ方や逆に脚を引っ張られ情にほだされる面が、複雑に単純なサスペンス以上に足場を錯綜し、生きてく切なさや辛さを伝え来る作。
　とにかく伝説の撮影監督の、モノクロのコントラストがクッキリというのと対極のグレーの段階が様々でかつ途中でその内の一層内で変容も普通のナチュラル感、かつそれぞれに2分画調ならと思われる、艶光沢を無理矢理でなく持ってる。正面正対カットが少なく自然な空間的が感じられるやや斜めめが展開をヘソなく転がしてく。(フォロー)縦移動もだが、同じく(フォロー)横移動の効果や選択が素晴らしく、カメラ位置や目線の気配りや対応にカットの選択自由かつ端正も表し、劇場であろうと、外階段付き上下に距離と角度のあるアパート内外、トンネル的通路、ラストの駅ホーム、らを汲めどなく部分をつなげ深めてく。上下も加わっててラスト等去る列車に対し気付かれない位カメラが上がってて、また列車が去った後いつしかカメラが降りてってて、男と列車で去ったかものヒロインが、




同再開日活初期の大江原作ものみたいで、上流階級の濃密な歪みから瞬間逃れた男女が、風流に知恵とセンスあり、これも労働者階級の狭さから外れた一群と合流、棺遊び、多風船持ち白塗り女ら、城崩れからの街、サツから逃亡バラけ再合流、朝の食事、らを通じ、人生、運命、熱気と弱さ、異物間格闘や揉み合い、死の一瞬体験、恋と嫉妬、階級差と節度、らを瞬く潜る体験をし、解放と限界を身体に染み入らしてく、ハイセンスな作で、色彩各キャラ角度変カット出入りL移動の組立がまろやかでスマート品位を保ち、慌ただしい短カット積みもあり、全体にトボけてもいて、オリンピックや仏5月革

　戦前ということはサイレントも組んであった。連続活劇短編シリーズの3日に亘る上映の一挙上映。こういうものは小振りな作り方を想像するが、これは作品撮影のスタンスが、堂々たるもので唸らされた。
　灰色の自動車を使い呼称もそれに倣ってる、メキシコシティーを中心とした犯罪集団とその撲滅過程を追った作だが、結束や忠節を使っても、10人足らずを中心としてネットワークを拡げてるも、組織というより、都度の情報で、強盗・金庫破り・誘拐らで一攫を続けてるセコめの集団で、警察内部にボスが捜査官になりすましてたり、仕事や恋人も一般社会の中にも入り込んでて、鉄壁の規律もなく、コスい判断で捕まった後、口を平気で割ったりしてる。複雑で気丈な女性らや、仲間との関係や地理的なものが拡がって行って、等身大の人間味・家族社会観が溢れるまではいかずも滲み出てるが。後半はアジトや一旦撤退で地方都市に移ったり、あちこち屋外を中心としてとした追跡・銃撃戦で、少し間抜けも見た目は威50年代墨国映画らん熟期を代表する、ジャンルといいながらそれを無垢にはみ出した、見事に惹き付けてくれる、看板映画ら。素直に活力に溢れ、ゴダールやイーストウッドではなく、本来の映画の魅惑とはこちらでは?と考え直したりする。コメディや女性性を扱った映画らをその中から幾つか観た。こういうのが引け目なく興業街を作ってたのが、有るべき嘗ての映画環境か。

　『愛しき~』。大衆向けベタ過ぎるコメディぶりと、変な幻想拒絶の階級間断絶を、キャラと作者の自己本位存分の描ききりで示してて、これはこれで心地いい。正直で嘘がない、好感充分に持った。唐突すぎるきっかけやポイントは、その端から辛さの刻印。当地ではスターらしい、主演俳優の、しつこすぎるギャグや喜び嘆き恨みの感情表現は、本国以外の人間は退くが、まぁ分かる現地事情。
　庶民貧民階級を自分や周囲を和まし元気を取り戻させる道具としか考えず、その一点で嫌々か面白がってか係わりくる上流支配階層。彼らの理解などは端から信じてないが、人懐っこく、善意の下層階級のキャラたち。そんな中、勝手で夢想的な恋を思い描き信じる(イメージの善悪神を取捨判断できる良心はある)「お調子者」。彼とお嬢様を取り持つことになる女中は、彼の恋の相手は自分の勘違い思い知りを、プライドと思い切りで方向転換本物ｷｭｰﾋﾟｯﾄ役に。その力に結ばれた2人は、翻弄され役の彼女の父が池に落ちるを、一旦は放っとく形に。
　細かいｶｯﾃｨﾝｸﾞはなく、長め、切返し、出入り、寄るやフォロー、でしっくり押さえ、朝のアパートから職場パン屋、路上事故で知り合う、病院内の含みや嘆きのやり取り、屋敷招待勘違い食い違い、ヤケにピッタリの「朝鮮戦争」名らの食事集い店の派手混乱、ダンスに至る留置所内、サッカー試合公私混同選手観客大乱闘、寝室や式に向けての路上演奏から格闘や警察、公園池近く再会らが、あっさりかコッテリか見方でどっちか判らず描かれてく。
………………………………………………
　それはそれで辿々しくもどこかラジカル庶民の力あれど、より丁寧でスケールとカットリズムある、二大スター(とそれ絡み4家族キャラ)張合い手を取り合う大作(ﾐｭｰｼﾞｶﾙ)コメディ『あぶない~』はそういった暗さ・裏切りを含んでるようで、かつ角度や仰俯瞰め細かすぎる切替え・大胆でユニークな同時複数味もある鋭いカメラ移動・短いカットら切返し、自然絡みSプロセスから堂々多数行進を重ねに重ねる食事処辺の大ミュージカル迄の組立て何層分厚さ迄、ハリウッドを超える巧妙豊か細かさが組み立てられてゆき、上映後珍しい拍手群が客席から起こったが、結局は保守的な処に着地して観るものをしっかり安定満足させる作だが、ダークへも着地しかねない組み上げの用意周到はやはり拍手もも知れぬ。
　田舎町の人気者で名士の親友2人、互いに恋人との成就へが進みにくく、ハイキング迄企画するも、後一歩。半端にこじれたまま、1人が町を離れ、一年ぶりに戻ると、長子出産の親友の新妻はなんと自分のかつての恋人、親友が妻とすべきの自分の妹は、あぶれてる。混乱と怒りで、友情も壊れた主人公は、面当てもあって以前から噂もあった、将軍の娘と婚約する。2人の気持ちは、嘗ての恋人の方へ向いたままで、これはいったい如何なこと。何かある真相は親友と結婚してめも元気ないその妻との間の秘密にあったが、色々様々なところで想像逞しく、拳銃決闘や各種招待者多大パーティ開催、等へ進みまた疑惑を生んでく。そして子どもは、事故的事件での事で、彼女を守るべく急遽入籍、の親友。2人の夫婦は装いだけで、夫婦営みなど何もない関係。本来カップルに戻り、突き進んでく。たっぷり人間味感情が、過激や(共同)隠蔽で、もどかしくも愉快に多様に渦巻いて、観客の妄想も掻き立ててく。も少し、常套外した括りのクリーンヒットなら面白いが、二大人気スターを揃え歌と演技で競わせては、それしかないか。
………………………………………………
　『街娼』。これも、シーンの切り替えや心持ちの変容の起点のキレがあまりよくなく、キャラに進歩もそうなく、寄るや(足元複数絡まり)フォロー、(鏡面写り等の)細かい切返し・どんでん、それ以上の表情感情切返しのしっかりめ、あれど、全体に寄り退きも大味に押してくが、やはり、俳優や技術パートの張りが活力を充分に与えてくれ、主要人物が殺され死ぬか・追い出されるか・萎むかのラストのあまりの呆気なさは唖然だが、立場を超えて(近い年代ら改めての)新の愛に煩悶し、どこかへ狂ってく人物らは、存分に面白い。
　2人の姉妹、片方は男と家出してあっさり棄てられ、腹を充たす為、街娼に身を落とし、ヒモの元締め的男と暮らしてるが、年配の親友の死や、富裕な女へ傾いてく同居の男を目の当たりにし、「搾り取られ、棄てられ、身体を壊し、孤独死してく」運命と未来を身に染み感じてく。
　もう片方は正に同じ男に恋してて奪われた為、貧しさもあり、「合理的に」、若い自分を自己演出に使う、ずっと年上で大使らと交渉してる銀行家の妻の座を射止める。遊びのつもりの若い遊び人接近だったが、いつしか、互いに本気の恋に。がそれに感づいた夫の多額の無記名株券預け・長期出張の「罠」にはまり、相手の男は一方の正にヒモで、姉妹もそれに気付き、女が築いたを失う馬鹿さを止めんとし、男に殺され、男も警察官に射殺され、自己も夫に無一文で放りだされてく。
………………………………………………
　同じく女性性を扱ってるが、真実に迫るというより、角度や退寄りや移動もスムース伸びやかなステージミュージカルを挟み、ドラマ部分は面白み本位の強引なデクパージュとストーリーで、無理は承知・とにかく飽かせず惹き付けてく、ファム・ファタールものを存分以上、テラークラスに描き込んでく、「ルンベーラ」なるショービズ利用成り上がり女のジャンルの会心作の『官能』。
　話の進行の細部のリアリティが無茶苦茶だが面白いで、それでいいのだ感。厳格な判事に、客の男からヒモの指示でチョイとくすねたのが、2年の懲役にされた女の復讐譚。下品でストレートにフェロモン隠さず女に、男らがなぜそこまで家庭や縁談壊してまで、夢中になるのか。ストーリーありき主導腕力だからいいのだ。ヒモの男(ら)、老判事と息子まで正体失くしてく(息子は父横領金を探しだし、告白父を無罪にする為の演技だが、父が病身押して、高跳び前のヒモや女まで殺しに来て果たすのでパァ)。離婚にも応じ、身体を壊し死ぬまで夫本位の老妻や、彼女に準じる親友警察所長もいるが。
　何しろ、バチッと滑らかさより段差とインパクトの角度変、グーと一気動き寄るカメラ、俯瞰めや他の映画なら少なめ傾き図の尋常さ無い惜しみない使用、画面構図をはみ出るCU強烈感情意図表情の対応力の火花、表情やキャラの強烈音楽とのマッチング、らが映画からスムースさ排除し、フォローや廻り複雑や適宜寄る移動や、90°やアップや全トゥショットらも弛めるには至らぬ、商業映画表現を越えた硬派?ぶりに、惹き込まれはする。改心等に落ち着かず、そうは見える時も、事態は危なさ直進実態、暴力や射殺・絞殺も抵抗なく、テラー・ホラー味まで。出鱈目だが、これが映画というものの面白さであり、伝統やルーチンに縛られぬ活力、基本とこれだけでなく全般に思い知る本特集。
………………………………………………
　取り分け『魔女』はストーリーもトリックも快適に、作者個性も乗っけて押しまくる快編。安っぽさも含め大した魅惑。チャチな所も勢い・意気の方が上回り、あからさまな定番も、サービスのりのりで突っ走るかなり満腹感と懐ろ・内的スピード感。大したものだ。最上級魔女の鏡の中の様々自由な像、火ダルマ後妻の駆け抜け、殺された先妻の亡霊の多重焼き的出、ボロボロの身体になった後妻への再建を誓いながらのキス、フレームアウト利用しての再建モデルの顔設置と両手切断や離脱そして徘徊合成、死体(或いは誤診生きてる体)の皮膚や部位の合体実験室と身体の隠しスペース、刃物や魔王との会話の神秘性、梟を監視カメラ的に実験室に置いての盗み見の間抜けさ、大火傷後妻の再建手術と部分からボロボロ身体戻り。
　家政婦の魔女の方はあの世の上層に訴えるも、先の奥様復活は無理で「復讐」止まりで、その夫の、愛を信じてた先妻を毒殺してまで(必ずしも嫌ってはない)、迎えた後妻の魔女が仕組んだ大火傷からの再建を、他の人体(墓場や遺体安置所から生死関係なく盗み)から切り貼りの「科学」力のおぞましさと愛の歪みまで生じてる強烈さ、の方が圧倒される。その助手に魂の救いを説いて、警察に告白に生かせ、驚いた一群に大捕物をやらせ

芸術作品なんて独りよがりで作っても全然いいんじゃないかと思ってしまう

自分の内面を見つめて精査して掘り下げてろ過すれば、ひとの普遍的なものが見えてくるような