じじ

テイキング・オブ・デボラ・ローガンのじじのレビュー・感想・評価

4.2
老人の怖さ 認知症の怖さ 怪奇現象の怖さ

医大生のミアは『アルツハイマー』を患っているデボラという女性を取材する
取材を受けると補助金が出るらしく医療費の助けにもなるという

初めはちょっと忘れっぽいけど気品のある老人だったデボラだが段々と日が経つにつれ病状は悪化していき奇行が目立つようになる

ある日は窓から外に出てスコップで一心不乱に土を掘っていたり
飾っていた人形を食べようとしてみたり…

これはもしかして『アルツハイマー』では無いのではないか?
もしかして何かに取り憑かれているのでは?


いい意味で思っていたストーリーと違っていてとても楽しめました
主人公のデボラさん役のジルラーソンさんの演技が素晴らしかった

お上品なご老人だったり
狂人の様だったり
とても1人の役者さんだと思えないほど…


大きな音でバンと驚かせるシーンも沢山あるがデボラローガンの段々奇行に走る姿が狂気じみてて良かった
じじ

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