スタンリー・キューヴリックの作品は好きなのが多いです。「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」は勿論「時計仕掛けのオレンジ」や「アイズワイドシャット」なんかも好きな作品です。
本作はそんなキューヴリックの1976年作で舞台は中世。バリー・リンドンという男の半生を描いた作品であるが、キューヴリックの作品の中ではあまり人気がなく地味な印象を持つ人が多いはず。
バリーという男が色々知恵を使ったり女を手玉に取って貴族にのし上がっていくというのが大まかなストーリー。
人間のエゴとか芸術的な音楽やファッション等キューヴリックらしさも感じられるが、あまり特筆したシーンがなく終始平坦。
ストーリーやインパクトを楽しむというよりは雰囲気重視な作品。
そもそも中世モノがあんまり好みではないしかなり長いのでイマイチでした…