ひつま

バリー・リンドンのひつまのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
3.7
『ヘンデルのサラバンド』が印象的ですね
18世紀後半のヨーロッパを舞台に英国貴族に成り上がって行くバリーリンドンの半生を淡々と描く。

大きな波が無いので眠くなりがちですが、あっという間に3時間が過ぎる。魅力、美術はもちろんなんですが、撃ち合いシーンの曲と映像のミスマッチ感も狂気を感じてとても好きです。

ライアンオニールがたまにトムクルーズに見えたりブラピに見えたりヒースレジャーに見えたりして見惚れてしまった

これは映画好きあるあるでしょうか。今年21歳の私は‪気づいてしまった。映画で人の人生を見過ぎだ故に自分が40代かのような錯覚に陥っている‬事を。まだ何も経験してないのに人生を知り経験した気分になってしまっている。映画と舞台を見過ぎて現実が見れなくなってるのがかなり重症で、見る映画の系統も変えていこうかなと思う。
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