プニワラ

バリー・リンドンのプニワラのレビュー・感想・評価

バリー・リンドン(1975年製作の映画)
1.0
長いなあ。中世ヨーロッパが舞台のピカレスクがまず好きじゃない。これが現代の話じゃ意味ないけど現代の話であればもっと感情移入出来たと思う。中世ヨーロッパってだけで自分にとってはファンタジー過ぎて感情移入し辛くなる。装飾にとてつもない既視感と退屈さを感じるのは自分にとって絵本だったり漫画だったり娯楽を通して馴染みがあり過ぎるから。日本人は欧州に対する憧れが強い人が多いので異世界転生ものなどでもファンタジーが題材にとりあえず感でなる事が多いと思うしそこに対する退屈さや嫌味を無意識に抱えながら観ていたと思う。あと王宮での生活が好きじゃない 装飾の派手さに対して中の人間は閉鎖的で退屈な生活を送っている事がより際立っていて観ていて眠くなる 。小学生の時にやる事がなく友達とゲーセンに行くんだけど金がないからそもそも何も出来なくてそのまま長い時間いるんだけど大して話もせずに一日を終えるような自分にはどうする事もできない不完全燃焼感。充実を求めてそこにいるし、やりたい事をやってるいるがそれがつまらない事はわかっている空虚を感じる。話も音楽も映像もまったりしていてしんどい ロケーションだけは眼に刺さるような色遣いの派手派手しさがあったり どこか一つの要素に激しさ 動き 軽快さといった五感に訴えてくる興奮がなければ映画は退屈なんだと思った。日中に窓から射し込んでくる光とかもうムリ
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