脳A

さよなら、ぼくのモンスターの脳Aのレビュー・感想・評価

4.0
[青春・LGBT]

■あらすじ
メイクアップーティストを目指す高校生のオスカー。オスカーは、幼少期にある事件を目撃しトラウマを抱えている。
ある日、バイト先に、どこかミステリアスで自由気ままに季節を謳歌するワイルダーという青年が入ってくる。
彼を見るたび、オスカーが認めたくないある気持ちが沸き上がってくるのだった。

↓以下ネタバレ含む感想
少年が自身を受け入れて、未来に立ち向かっていく話。
少年とハムスターの組み合わせが最高。
最後、10年生きたハムの伏線も回収されるわけですが、さらりと、親の愛を感じた。
あとまぁ普通にハムちゃんが目閉じちゃったところはしんどすぎて勝手に涙出てきた。

全体的に淡々と進むシンプルな画だけど、ひとつのシーンに色んな感情が入り混じっていて、深い。
ワイルダーが妖艶。めちゃくちゃ魅力的。
一番最初にシャツ貸して「あ、僕オスカー!」って声かけたときに「俺も!w」って言ったところでワイも惚れたわ。
キスシーンがすっごいすっごいすっごい美しかった。

母親、あんな父親のもとになんで息子置いていくねーん。

原題のほうがいいじゃん。クローゼットモンスターって言葉に、
性的趣向をオープンにするっていう"クローゼット"も含まれてるしめっちゃわかりやすいのに。
さよならぼくのモンスターって意味わからん。
脳A

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